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キャベツ 

前々から読みたいなぁ・・・・
と思っていた石井睦実さんの本、初めて読みました。


心優しい兄と、そんな兄のことが大好きな妹のお話。
いいなー。こんなお兄さんがいたら。
憧れちゃうなー。
とか言いつつ、
「お兄ちゃんみたいな人と結婚したい!」
とまじめな顔で義妹に言われると、
なんか、テンション低くなるのはなぜ(知らん)


キャベツキャベツ
石井 睦美 鈴木 成一

講談社 2007-11-01
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中学2年生の時、父が亡くなってしまってから、
家事一切を担当することになったぼく。
それが家族を守ることなのだ、と信じているから。
「ぼく」は、大学生になっても、家族の洗濯をし、アイロンをかけ、
食事を作り続ける生活を続ける。
遊びに行ったり、コンパに行ったり・・・・普通の大学生らしいことは何もせずに。
そんなぼくに、ある日、妹の美砂が親友のかこちゃんを紹介してくれることに。
美人で性格もいいかこちゃんにぼくは惹かれるのですが・・・・・。



とにかく、登場人物の誰も彼もが優しくて、
その優しさが心にしみます。
泣き虫のぼくに、
「男の子は泣いてもいいのよ。」と言うお母さん。
父を亡くして、この二人をぼくが守らなくちゃいけないんだ、
と途方もない強さで(いいなーこの表現)思うぼく。
さりげなーくやってきて、さりげなーく励ましてく川向こうのおばあちゃん。



そして、妹の美砂。
一見、口が悪くて、勝ち気で、おせっかいなんだけど、実はとても繊細な心を持つ「ぼく」の妹。
物語の途中から、彼女が本当の気持ちをぼくにぶつけだし、
そのあたりから、話は俄然おもしろくなってきます。


「とっても強くしあわせだと思ったから、
 いつかそんな日が来なくなるにちがいないって思ってた。」

「子供でいい。ずっと子供のままがよかった。 
 パパが生きてママがうちにいて、ずっとあのままがよかった。」 




早くに父親を亡くして、ずっと痛みやつらさを心に抱えていた美砂。
その気持ちを知って、やっぱり心が痛んで、でも何も言えなくて、
そんな自分自身に腹を立てるぼく。
二人の気持ちが交差して・・・・。うーん、切ないです。



「今」は永遠じゃないんだな。
父を失ったことで、そんな悲しい事実に気付いてしまった美砂の言葉が、心に残りました。


コレ、といった事件や出来事は起こらないのに、
読んでると心を揺さぶられる、不思議な魅力の物語です。



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キャベツ 石井睦美

YAの旗手、石井睦美の紡ぐ青春恋愛小説。家族のために今日もご飯のしたくをするおにいちゃん。掃除機かけて洗濯をするおにいちゃん。そのおにいちゃんが妹の友だちに恋をした……。命短し恋せよ男子! 父が亡...
[2010/12/04 01:31] URL 粋な提案
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