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これがほんとの大きさ! 

最近、実物大絵本って、はやりなのかなぁ・・・???

これがほんとの大きさ! (評論社の児童図書館・絵本の部屋)
これがほんとの大きさ! (評論社の児童図書館・絵本の部屋)スティーブ・ジェンキンズ

評論社 2008-03
売り上げランキング : 65347


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様々な動物の本当の大きさを紹介している絵本です。


以前読んだ「ほんとの大きさ動物園」は、写真で本当の大きさを紹介していたので、
それに比べたら、迫力減(切り絵なので、ね)なんじゃないの~?
と思っていたら、大きな間違いでした。



イリエワニの横顔、ホオジロザメの歯、アフリカゾウの足・・・・。
「ほんとの大きさ動物園」でも、トラのドアップ写真に、
ひえーとなりましたが、こちらも負けてません。
またもやトラ(シベリアトラ)の顔に、のけぞってしまいました。
それから、歯や足や目や・・・・一部だけが紹介されている動物もたくさんあって、
それじゃあ、全長はどのくらいになるんだ~と想像力がかきたてられます。



でも、なんと言っても、この絵本がおもしろいのは、
「世界一」にこだわって、動物を紹介していること。



イリエワニは、世界一大きい爬虫類。
ホオジロザメは、世界一大きな肉食魚類。
アフリカゾウは、陸上最大の動物・・・。



なので、珍しい動物がたくさんでてきます。
イリエワニは、人間を食べるワニなんだ、とか、
世界一大きなカエルは、鳥やねずみを食べるとか、
世界一小さい魚は、ドワーフ・ゴビーといって、体長8ミリだとか・・・
動物に関するプチ知識(いや、ビッグ知識だな)も満載。
巻末には、さらに詳しい解説もあり、読み応えも抜群です。



個人的に、興味深かったのは、ダイオウイカ。
深海に住むイカなんだとか。
絵本には目だけ描かれてるのですが、
その目が半端なくでかい。
バスケットボールくらいあるらしいのです!
そんなでかいイカが、深海に住んでるなんて!
生きたダイオウイカの撮影に成功したのは、日本人だなんて!
どこのページを読んでも、
「へ~」「へ~」「へ~」と、トリビア状態(古)です。



単なる絵本、と呼ぶには言葉足らずかも。
図鑑的な性格も持つ絵本といえると思います。



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熱風 

泣けました。
久しぶりに、児童書で泣いた気がします。

熱風
熱風福田 隆浩

講談社 2008-02-29
売り上げランキング : 245664

おすすめ平均 star
star夢中になることで得られるもの

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聴覚障害のある孝司は、小学生の頃テニスと出会い、
それ以来、テニスに夢中。
自分の障害のこと、将来のこと、親との確執・・・・
考えなければならないことは山のようにあるけど、
黄色い球を追っている時だけは、すべてを忘れられるのです。


ある時、孝司は、難治性皮膚疾患という病気で頭髪がほとんどない少年、中山と出会います。
頑固で、負けず嫌いな二人は、事ある毎にぶつかり、反発するのですが、
コーチに、ダブルスを組んで試合に出るよう言われ、練習を始めます。
けんかをしながらも、「試合に勝つこと」を共通の目標に、
二人は少しずつ、距離を縮めていくのですが・・・・。



一見、スポーツを通じて友情を育んだ青春物語・・・・という風にも思えますが、
このお話の場合、単なる熱血物語とは言えないような気がします。
一方は聴覚に障害を持ち、一方は原因不明の病気・・・・。
二人を取り巻く環境も、決して明るいとはいえず、
心に大きな孤独を抱えている少年たちの物語だからです。



わからないことの連続で、自分だけが置き去りになっていく。
そして、いつの間にか、わかることをあきらめ、
わからないことを当然のことと思うようになる。


仲間だからこそ、お互い距離を取り合わなければならなかったし、
孤独を常に受け止めていかなければならなかった。 


両親はぼくのために毎日苦労を続けているのだろうか。
両親はぼくの将来に悲観し、この店を残そうとしているのだろうか。
自分という存在が父と母の人生を操っているのだろうか。




クラスメイトが一人しかいない聾学校。
両親とも、うまく意思の疎通がはかれず、
自分の気持ちを、本音で語ることのない生活を送る孝司。



一方の中山も、ただテニスがうまく、負けん気の強いだけの少年ではないことが、
次第に分かってきます。
病気のことで、友だちができない中学生活、
自分の病気が原因で離婚した両親・・・・。



二人は、お互いの弱さや哀しみを感じつつ、
そのことには触れないで、試合に勝つことを目標に、練習に打ち込みます。
なぜなら、相手の弱さに触れることは、自分の弱さを認めることになってしまうから。
それはあまりにも惨めでつらいことだと分かっているから。
テニスに熱中している時だけは、すべてを忘れていられる・・・・
二人は共通した思いで、テニスに打ち込んでいくのです。


テニスクラブでの長時間の練習。
クラブの先輩との練習試合。
廃工場での朝練。
私は、まったくもって体育会系とは縁遠い人生を歩んできたのですが、
同じ目標に向かって、必死に努力した者同士は、きっと、
こんな風にして絆を深めていくのだな、ということに気づかされました。
ただ、技術的に向上するだけでなく、心と心もつながり向上していくのだな、と。
(どこかの運動部の監督みたいな言い方ですが



後半、中山に悲しい事件がおこります。
それは、痛々しく、見ていられない(読んでいられない?)感じでしたが、
傷ついた中山に、孝司が心の底から言葉をかけるシーンは、
強く胸をうちました。(ここで泣いた)



単なるテニスもの、スポ根ものと侮ることなかれ、です。



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むしをたべるくさ 

この、ふしぎいっぱい写真絵本のシリーズは、どれもおもしろいなぁ・・・・。
なんと言っても、写真が美しい!
この絵本も、アップ写真が多くて、見応えあります。

むしをたべるくさ (ふしぎいっぱい写真絵本 9)
むしをたべるくさ (ふしぎいっぱい写真絵本 9)渡邉 弘晴

ポプラ社 2008-01
売り上げランキング : 87002

おすすめ平均 star
star大人も驚く

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ハエトリグサ、モウセンゴケ、ウツボカズラ・・・・・
たくさんの食虫植物が虫を捕まえ食べる姿、その仕組みを、
写真で紹介している写真絵本です。



ワラジムシがハエトリグサに捕まえられる姿を撮った連続写真や、
モウセンゴケに捕まって、逃げられないハチの写真、
アリをおぼれさせ、溶かしてしまうウツボカズラの写真など、
どれも迫力満点。


表紙の写真は、ハエトリグサですが、
鋭い牙を持った大きな口に見えませんか???
愚鈍そうな(失礼)ワラジムシが、甘い香りに誘われて(かどうか知らないけど)
もさもさとやってきて、この口にバクッとやられちゃうわけです。
食われたら最後、ハエトリグサは絶対に虫を逃しません。
閉じた葉でぎゅうぎゅう虫を押しつぶして、
栄養を吸い取ってしまうそうです。そして虫は、かさかさに・・・・・。
ひょえ~~~~



動物に比べると、植物って、反応薄いし、凶暴感なんて普段感じたことないけれど、
食虫植物は違いますね。
どれも猛獣ですよ!猛獣!
なんかね、強い意思を持ってる感じがするの。
虫が来ると捕まえちゃうわけだし。
その虫を絶対に離さないわけだし。



生きていくために、いろいろな知恵を持った生き物はたくさんいますが、
食虫植物の生きる知恵は本当に不思議。
あとがきによると、なんで虫を捕まえるようになったのか・・・・
よくはわかってないそうです。
(栄養分の少ない湿地や沼に生えていることが関係?)
驚きと、自然の不思議を感じられる絵本です。



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おんぼロボット 

作者、アキヤマレイさんは、絵本作家長谷川集平さんの教え子なんだとか。
(長谷川集平さんは、京都造形芸術大学の客員教授をされてるらしいです。)
絵本の帯の推薦文も、長谷川集平さんが書かれてます。

おんぼロボット
おんぼロボットアキヤマ レイ

理論社 2007-12
売り上げランキング : 713539

おすすめ平均 star
starぼくらは、みんな……
starロボットは輪廻転生するのか?

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ロボットのトトは、丘の上の研究所で博士と暮らしています。
窓から外を眺めて、


「いちどは まちに いきたいなあ・・・・・。」 


とつぶやくトト。
博士の目を盗んで、外へ飛び出してみる、のですが・・・・・。



淡く、優しいタッチの絵とは裏腹に、
最後まで読むと、驚きの結末が待ってました。
途中、トトが、男の子と出会うシーンがあるのですが、
それが、結末の伏線になってるとは!
最初、ちょっと引っかかったんですけどね。
気づかずに、スルーしてました。



でも、淡々とした語り口調、
余白の多いページ、
かすれたような文字・・・・・から、
なんとなーく、切ない予感はするんですよね。
そうか、そういうことだったのか、
と最後ストンと落ちました。



近い将来、人間とロボットが一緒に暮らす日がくるのかもしれませんが・・・・・。
人間とロボットって、ちょっと悲しい関係を結ぶしかないのかな。
今クールのドラマ、「絶対彼氏」もちょっと悲しかったもんね。




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ゴーストハウス 

クリフ・マクニッシュの幽霊物語、読みました。

予想はしてたけど、予想はしてたけど・・・・・・。


恐かった~~~~~!


ゴーストハウス
ゴーストハウス金原 瑞人 松山 美保

理論社 2007-05
売り上げランキング : 61437


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主人公は、幽霊の姿をみる力を持つ少年、ジャック。
パパを心臓発作で亡くしたジャックが、ママと新しい家に引っ越してくるところから、
物語は始まります。



この家で、ジャックは、アン、オリバー、チャーリー、グウィネス・・・
4人の子どもの幽霊と、ある女の幽霊と出会います。
「あの世」にいるはずの、イザベラという女の子とも。


イザベラの死には、何か秘密がありそう。
4人の子どもたちは、女の幽霊を激しく憎み、恐れている・・・・・。



たくさんの謎を抱えた、この家と、何かに怯えている子どもの幽霊たちの、
力になりたいと思うジャックですが・・・・・。



なんだか、映画「シックスセンス」のようだけど、
マクニッシュらしく、この物語の設定はもっと複雑。



「人が死んで、その魂が<いとしい者>といっしょに<あっちの世界>にわたらない場合は、
 <こっちの世界>にとどまるのよ。
 そして、少しずつおとろえていくの。
 魂のエネルギーがあるうちはだいじょうぶだけれど、
 なくなってしまったら、その魂は口にするのもおそろしい場所に引き込まれてしまうの。」




どうも、この物語では、今生きているこの世界と、死後の世界の他に、
もう一つ、死ぬほど恐ろしい(てか、もう死んでるんだけど)世界があるらしい。
きちんと?死後の世界に旅立てなかった者は、魂のエネルギーを奪われ、
それはそれは恐ろしい場所<悪夢の道>へ引き込まれる・・・・・・
キャー、ぶるぶるぶる



この、<悪夢の道>の描写が本当に本当に恐い
そして、その世界に行くことを拒否し続ける、女の幽霊の存在も。
女の幽霊は、娘を先に亡くしていて母親としての愛情をジャックにかけたがり、
少しずつジャックに近づいていくのです。




恐ろしい死後の世界がかなり緻密に描かれいるし、
この世に執着する幽霊の姿は、恐いの一言。
でも、一方で、幽霊がこちらの世界にとどまざるをえない、
哀しい理由を持った存在としても描かれていて、
恐い、けれど、切ない話となっています。



それにしても、マクニッシュの想像力のすごさといったら!
レイチェルにしろ、シルバーチャイルドにしろ、
マクニッシュの描く異世界にはうならされるばっかりです。



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ステラのえほんさがし 

図書館が舞台の本見つけると、つい、手がでてしまうのです。


ステラのえほんさがし
ステラのえほんさがしLisa Campbell Ernst 藤原 宏之

童心社 2006-07
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図書館で借りていた絵本をなくしてしまったステラ。
5時までに返さなければならない、大切な本なのです。
一体、どこに置いたのか・・・・・。
ステラのえほんさがし、はじまりはじまり~。


「サム、ステラの本を みなかったかい?」

「きのう、みたよ。
 ぼく、あの本の中に でてくる
 くまが だいすき。」

「いま、どこに あるの?」

「げんかんに おいたよ。
 ゆうびんうけのところ。」 



ステラの弟、サムから始まって、
隣に住むティファニ、けいさつかんのティムさん、ワンダしょくどうのおばさん・・・・・
とステラの絵本は、次から次へ、いろいろな人の手にわたっていったようです。
ステラとお父さんは、絵本の所在をたどっていくのですが、
なかなか、絵本にたどりつきません。
さて、一体、絵本は、誰が持ってるの・・・・・!?



この絵本のおもしろいのは、ステラの絵本を手にした人がみんな、
その絵本のおもしろかったポイントをステラに語るところ。


弟のサムは、「あの本の中にでてくるくまがだいすき。」と言い、
ティファニは、「ちいさなおんなの子がすてきだったわ。」と言い、
警察官は、「あの本の、けいさつかんがどろぼうを逮捕するところが、痛快でしたな。」と言います。


一体、どんな絵本なの~???と気になってしまいますよね!
最後まで明かされないんですけどね。
でも、最後にでてくるその絵本の表紙の絵と、
絵本を読んだ人たちの話から、「あの本じゃないの~?」と見当はつきました。



「ステラの絵本はどこにいったのか・・・・?」
「ステラが図書館で借りた絵本は何なのか・・・・?」
2つの意味の絵本さがしができる!というしゃれた絵本です。




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おねえさんといもうと 

おしゃれっぽい表紙に一目惚れ
(でも、アマゾンには画像がないのよねぇ・・・)

おねえさんといもうと (わくわく世界の絵本)
おねえさんといもうと (わくわく世界の絵本)ひろはた えりこ

小峰書店 2008-05
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おねえさんは、いつでも、いちばん先に いろんなことをします。
「わたしはいもうとだもん。いつだって、おねえさんに おいつくところなのよ。」

おねえさんは、とてもきちんと おかたづけします。
「わたしはいもうとだもん。きちんとなんてしてないわ。」 




私は、妹だから、おねえさんみたいにきちんとできないし、
服はお下がりばっかりだし、夜更かしもできないし・・・・・。
でもね。
私がおねえさんよりずっと上手にできることがあるの。
それは・・・・・・???


コレといったストーリーはないのですが、
小さな妹がかわいくてたまらないお姉さんと、
ちょっと生意気な妹がキュートに描かれてます。



この絵本読んだら、「あ~、やっぱり姉妹っていいなぁ!」って思ってしまいました。
一緒に料理したり、洋服選んだり、バレエの練習したり・・・・(踊れませんが)
大きくなったら、ガールズトークもできそう!
女子ならではの楽しみっていっぱいありますもんねぇ・・・・。



作者のル=ホェン・ファムさんは、この絵本を自分の本当のお姉さんのために書いたんだそう。
最初のページに、


「わたしのおねえさんルー=シー・ファムへ 
 あなたはいつだってなんでも一番でした。
 そして今、わたしの最初の絵本になりました!」



とあります。
そっか~。
妹にとって、お姉さんって、最初に憧れる女の人、なのかもですね。



とにかく、二人の表情が、仕草が、とってもかわいい。
おさえめな色づかいもステキです。
お部屋に飾りたくなるような絵本ですよ!



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どこにいるの?シャクトリムシ 

すごいなぁ、すごいなぁ、新開さん。
この人が撮る、昆虫の写真はほんと、スゴイ。


どこにいるの?シャクトリムシ (ふしぎいっぱい写真絵本 8)
どこにいるの?シャクトリムシ (ふしぎいっぱい写真絵本 8)新開 孝

ポプラ社 2007-06
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あぁ・・・・。アマゾンにはまた表紙の画像がありません。
てことで、楽天から借りました↓

       


シャクトリムシって・・・・・ガの幼虫なの
というくらい、虫に何の興味もない私。←常識なさすぎ。
どっちかっていうと、虫、苦手だし、
シャクトリムシなんて、近くにいると「ひ~っ」てなもんですけど、
この絵本にでてくるシャクトリムシには、目が釘付けになってしまいました。



体をちぢめたり、のばしたり・・・・
その動きもおもしろいんですが、それ以上に、擬態する様子がスゴイ!
敵から身を守るために、葉っぱや、木の枝に化ける昆虫っていろいろいますが、
シャクトリムシも、なかなかの、化け上手?です。



木の枝に化けるシャクトリムシ。
木の芽にそっくりなシャクトリムシ。
若葉にそっくりなのや、とりのフンにそっくりなものも!!!
あんまり上手に化けるんで、ダンゴムシがシャクトリムシに気がつかずに、
その背中の上を通ってる写真まであります。
ダンゴムシが背中を這ったって、シャクトリムシは動かないんだって。
スゴイよね~。



でも、この絵本が本当にいいなぁ・・・と思うのは、
どんなに頑張って化けても、敵に見つかって、
食べられてしまってるシャクトリムシの写真も載せてあること。
これ見ると、あぁ・・・・・という感じですが、
でも、自然の中の、厳しい現実があるからこそ、
シャクトリムシはこれほどまでに素晴らしい生きる知恵を身につけているのかもしれないなぁ・・・
ということに気づかされました。



上手に敵から身を守るシャクトリムシを探しながら、
子どもたちとこの絵本を読むと、絶対盛り上がるはず!
本物も・・・・見たくなるんじゃないかな~。
そんな人のために、どこに行けばシャクトリムシに出会えるか・・・・
最後に新開さんの解説もついてます。
身近な場所に、シャクトリムシ、いるみたいですよ~。



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ゆうびんやさんおねがいね 

最近のうちの子のブームは、おばあちゃんとの文通。
比較的近くに住んでるんですけどね。
でも、自分宛にハガキが届くのって、子どもは格別うれしいみたい。
もちろん、お返事書いて、切手を貼って、ポストに入れて・・・・・
も楽しんでます。


同じように、おばあちゃんとのお手紙のやりとりを楽しんでる子の絵本を見つけました。
こんな手紙が届いたら・・・・・お互いサイコーだろうな~。


ゆうびんやさんおねがいね
ゆうびんやさんおねがいねバレリー・ゴルバチョフ なかがわ ちひろ

徳間書店 2007-09
売り上げランキング : 234747

おすすめ平均 star
star最初の数頁で号泣

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もうすぐ、遠くに住んでるおばあちゃんの誕生日。
コブタくんは、おばあちゃんが絶対に喜ぶプレゼントを思いつきました。
それは・・・・・。


「おばあちゃんは、ぼくが ぎゅって すると よろこぶよ。
 ぼく、ほんとに ぎゅって してあげたいの。 
 ぼくが ゆうびんやさんを ぎゅって したら、 
 ゆうびんやさんが おばあちゃんに とどけてくれるんじゃないかなあ。」 



かくして、コブタくんからおばあちゃんへ、
ぎゅっのおてがみリレーのはじまりはじまり~。
 


窓口係のイヌさんから、仕分け係のヤギさんへ、
それから、郵便トラックを運転するウサギさん、ヤマアラシさん、
飛行機の機長クマキャプテンに・・・・・
コブタくんのぎゅっのプレゼントは、順調に運ばれていきます。



一通の手紙が届くまでには、こんなにたくさんの人が関わってるんだなぁ・・・
ってことが分かったり、
ぎゅっのリレーが、意外なところで恋の橋渡しをしたり・・・・
とサイドストーリーも楽しいです。



でも、なんと言ってもいいのは、
ぎゅっを送るコブタくんと、ぎゅっを受け取った時のおばあちゃんの表情!
二人とも、そっと目を閉じてます。
お互いのことを、思い浮かべてるのかも・・・・ですね。
手紙を送る時って・・・そうそう、相手を思い浮かべながら書くもんね。



さてさて。
ぎゅっのプレゼントを受け取った、おばあちゃんからの返事は???
これがまたサイコーなの



いいなぁ・・・こんなおばあちゃん。
そして、こんなゆうびんやさん!
登場人物も、読み手もみんなにっこりしてしまうお話です。



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その角を曲がれば 

中学生の頃の、微妙な友だち関係のことを、かなりリアルに思い出しました。
青春だなぁ。

その角を曲がれば
その角を曲がれば網中 いづる

講談社 2007-02-15
売り上げランキング : 146806

おすすめ平均 star
star派手さはないけど良かった☆
star胸キュンの青春ストーリー
star普通の中学生って、こんなにまぶしくてかわいいんだ。

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本好きの杏と、甘えっ子キャラの美香、バトミントン部のエース樹里は、
同じクラスの仲良し三人組。
でも、いつも一緒にいるけれど、本当に仲良しか・・・というと微妙なところ。
樹里は、甘えん坊でかわいい美香を一番の友だち、と思っているけれど、
一方の美香は、杏ともっと仲良くなりたいと思っている。
杏は、二人と、適度な距離でつき合っていこうとしていて、
樹里は、そんな杏のことをあまりよく思っていません。



ある時、杏は、本をきっかけに、
クラスでは少し浮いている真由子と、親しくなります。


「席が近いとか部活が一緒だったとかで、友だちになれるのっていいよね。」 


杏と美香と樹里のことをそんな風に言う真由子に、反発を覚えながらも、
惹かれていく杏。
でも、真由子と仲良くしていることを、美香や樹里には言えず・・・・・。



こういう物語を読むと、たいてい、読みすすめるうちに、
忘れていた感情を思い出す・・・・という感じになるのですが、
このお話は、すぐに、その頃にタイムスリップしてしまいました。
相手に過度に期待したり、嫉妬したり、勝手に裏切られた気持ちになったり・・・・
三人の気持ちが、それぞれの視点で語られているせいなのか、
気持ちがすれ違ったり、交錯したり、がよく伝わってくるのです。
この人間関係がどうなっていくのか・・・・なかなかにスリリングで、
特に大きな事件が起こるわけじゃないのに、引き込まれてしまいました。



独占欲が強いと、好きな相手が(異性でも同性でも)自分の知らない世界を持ってる、
ていうのに不安を抱いてしまうのかもしれませんね。
それで、相手を縛ってしまう・・・・。
そこに強い信頼感があれば、相手には相手の世界があるんだってことを、
認められるんですけどね。
そのためには、自分にも、自分の世界が必要なんだろうなぁ・・・・。
そんなことを思いながら、読みました。



「自分のために生きることは、自分に言い訳できないこと。」と思う杏。
「杏には杏の世界がある。」と言えるようになる樹里と美香。
たくさんの葛藤を繰り返して、三人が成長するラストはとてもさわやかです。




目の前に続く道を曲がると、その先に、何が見えてくるのかな。 



いいなぁ。この杏のセリフ!
中学時代になんか、まったく戻りたいとは思わない私ですけど、
それでも、その先に、限りない可能性と、新しい世界が待っている中学生が、
ちょっと羨ましくなってきました。
私は目の前に続く道を曲がると、何があるんだろう・・・・?
子供の成長???
いやいや。
私も、いつまでも、自分の成長と新しい世界でありたいなぁと思ったのでした



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おしゃれなのんのんさん 

風木一人さんの新刊、ミッケ
最近、珍しい(?たぶん?)絵詞作家(内田麟太郎風に言うとね)さんです。
今回は・・・・・にしむらあつこさんとコラボってます。


おしゃれなのんのんさん (キラキラえほん 3)
おしゃれなのんのんさん (キラキラえほん 3)にしむら あつこ

岩崎書店 2008-04
売り上げランキング : 55692


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「はだかんぼうも わるくはないが、
 たまには おしゃれを してみよう。」



てことで、いのししの、のんのんさん、
おしゃれなお店で、ぼうしとシャツとズボンをご購入~。
のんのんさん、とってもステキ
ところが、そこへぴゅうっとかぜがふいてきて・・・・・



ぼうしがとばされた!
おいかけるのんのんさん。
シャツも、ズボンも、ぬぎすてて、
二本足から、四本足に!
「まてまて ぼうし!」
と、ぼうしをつかまえたのんのんさんですが・・・・・。
あれれれれれ????
というお話。



途中まではなんとなーく、展開が予想できたのだけど、
最後のオチはまったく予想外でした!
二本足、四本足・・・・・。
なるほど~。



最近、やっとこさお着替えが自分でできるようになった娘に、
この話、うけたうけた。
ちょっととぼけたのんのんさんに突っこみまくりです。
でも、大まじめにとぼけたことやっちゃうキミとのんのんさん、
キュートなとこが、そっくりなんですけどね。
にしむらあつこさんの絵もぴったりです。



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ぼく、あめふりお 

梅雨入り、しましたね~。
とかいって、今年はあんまり雨が降ってない気がしますが・・・・。
でも、梅雨に読むのにぴったりな絵本を見つけました。

ぼく、あめふりお
ぼく、あめふりお大森 裕子

教育画劇 2007-06
売り上げランキング : 57703

おすすめ平均 star
star心の中の天気が晴れわたる作品

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てるてるぼうずなのに、雨を降らせてばかりいる「あめふりお」。
おひさまに会いたくて、雨の日に一人、でかけます。



おひさま、どこに行ったら会えるのかな・・・・?
歩いても、歩いても、何も見つからなくて、
落ち込むあめふりおの前に現れたのは・・・・・・



黄色いレインコート着て、赤い傘をさした女の子!
「あめがだーいすき!」
という女の子に誘われて、あめふりおは、一緒に遊ぶのですが・・・・。



雨が降ると、どうしたって「雨、いやだな・・・。」って、思っちゃいませんか?
洗濯物乾かないしね、
外出、たいぎになるし、
子どもを遊ばせるのも大変・・・・!!



でも、この絵本読んでると、雨の日も悪くないな・・・と思えてきます。



水たまりに葉っぱの船を浮かべてみたり、
雨でキラキラ光るクモの巣眺めたり、
口を大きく開けて、雨の味を確かめてみたり・・・。
「あめがだーいすき!」というだけあって、
女の子の雨の日の楽しみ方がとってもステキ。
おうちに帰った女の子は、今度は、あめふりおくんと部屋の中でも楽しく遊びます。
子育て真っ最中の私は、「なるほど」と感心することしきり



こんなステキな女の子と出会った、あめふりおくん。


 「あしたね、みんなでね、ピクニックにいくの。だから・・・・
 てるてるぼうずー てるぼうずー
 あーした てんきに しておくれー」
 



という女の子のために、うーんと頑張るのです。



かっこいんだな。この時のあめふりおくんが!
最後のセリフもいかしてます。



ところで、作者の大森裕子さんってだれ~??
と思ったら、「よこしまくん」の作者なんですね。
シャイで、ひねくれてて、かっこつけてて・・・・
でも憎めないよこしまくん。
よこしまくん同様、あめふりおくんも、いいキャラしてます




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4つの初めての物語 

最近読んだ本の中で、おもしろいな~と思った、「ぼくらのケータイ3days」のシリーズ。
この物語の主人公が登場する本が、他にもある・・・
ということをあとがきで知って、早速読んでみました。

4つの初めての物語 (ポプラの森)4つの初めての物語 (ポプラの森)
さとう まきこ

ポプラ社 2004-10
売り上げランキング : 443493
おすすめ平均

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思春期にさしかかる4人の、
「初めて」をテーマにした短編からなる、オムニバス小説です。


初めてのブラジャーを買いに行く綾子、
父がバツイチで、お兄さんが別にいることを初めて知る真理奈、
親友と、自転車を初めて盗んだ省吾、
空き家を見つけて、仲間だけのマイホームを作る亮平・・・・。



こういう、思春期小説?ぽいのを読むと、
自分にも遙か昔にあった(はずの)少女時代を思い出して、
赤面したりするのが常なのですが、この短編の中で、
「こういうことあった、あった・・・!」
と興奮できたのは、「初めてのブラジャー」の話だけでした。
異母兄弟の話とか、パクチャリの話とかは、
ちょっと特殊な経験すぎて、かつての自分を思い出す、
までには至らない、というか・・・・。
ただ、軽微な、とはいえ、初めて犯罪をしてしまった時の不安な気持ちや、
空き家を秘密基地のようにして、仲間と過ごす時のワクワク感・・・
なんかは、想像はできるんですけどね。



が、初めてのブラジャーの話は「分かる~。」と大きくうなづいてしまいました。
私もかなりのやせっぽちだったんで、
小学生の頃なんて胸はぺったんこで、(まぁ、今もですけどね。。。)
親から言わせりゃ「あんたがブラジャー???」ってな感じで、
恥ずかしくって、ブラジャーほしいなんて言えなかった!
ていうか、「ブラジャー」って言葉、親の前で口にするのも恥ずかしかったですよ~。
でも、そんな思春期真っ盛りの子どもの気持ちを無視した、
親の無神経な言葉に腹を立てたり、傷ついたり・・。
そんなことを思い出して、かなり綾子に共感して読んでしまいました。



私は絶対、娘の友だちのお母さんに電話して、
体のことで相談なんかしない。
パパの、お父さんの前で、乳首なんて絶対にいわない。
そして、この左の胸のこりこりの痛みも、絶対に忘れない。
大人になっても・・・・・・。
要するに、私は絶対にママのようなお母さんにはならない。
 




私も、自分の母親のようなお母さんには絶対ならない!って思ってた。
もっと上手に、子どもの気持ちをくみ取ってやるんだってね。
でも、自分がいつ、どこで、どんなタイミングで、ブラジャーを買ってもらったか・・・・
なんて覚えてないのですよ。
綾子のお母さんと一緒です。
今じゃ、そんな悩むほどのことでもないよね~ブラジャー・・・てなもんです。
大人になると、どんどん、神経図太くなってくんですよね、まったく・・・(寂)



登場人物たちと、ちょうど同年齢の子たちは、
本当に共感を持って読めるのではないか、と思います。
小学校5、6年生の子におすすめするとよいかな。
でも、最初が「ブラジャー」の話だから、男の子は赤面で、読んでくれないかも・・・。



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まちのコウモリ 

少し前に、「今、科学絵本がきてるんじゃないか・・・・!」
と書いたのですが・・・・・。(コチラ
やっぱり、きてる、きてる・・・・・・!
と興奮してしまった絵本に出会いました。
(って言っても、一年ほど前に出た絵本みたいなのですが・・・)


まちのコウモリ (ふしぎいっぱい写真絵本 7)まちのコウモリ (ふしぎいっぱい写真絵本 7)
中川 雄三

ポプラ社 2007-05
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表紙には、大きく翼を広げて空を飛ぶ、コウモリの写真。
一枚ページをめくると、歯をむき出しにした、コウモリのアップ写真!!!


コウモリって、けっこう町で見かけると思うのですが、
こんなにじっくりと観察したこと、ありませんでした。
(というか、町中で見かけるのは、アブラコウモリという種類らしい。
 へ~。知らなかった!)
これって、やっぱり、本ならではのよさですよね。


コウモリの実物大の写真、
暗闇を、はばたくコウモリの写真、
餌の蚊を狙うコウモリに、あくびをするコウモリ。
授乳するコウモリなんかの写真もあって、
それを見たら、やっぱ、コウモリってほ乳類なんだなぁ、と改めて思ってみたり。


でも、一番衝撃を受けたのは、
コウモリの顔のドアップ写真。
コウモリって、こんな顔してたんだぁ・・・・!と驚きました。
コレは、なかなか見られる写真じゃないと思います。
(そんな写真ばっかりなんですけどね。そこが、この絵本のスゴイトコだと思う!)
コウモリって、飛べるから、鳥っぽく感じちゃうんだけど、(私だけか!?)
獣だわ~。やっぱり・・・・と思うことしきり。



ゆうやけぞらを みあげてみたら、
ぼくらの すがたが みえるかな?
ぼくらは いつも そばに いる!
 




そういえば、前に勤めてた学校には、コウモリが山ほど住んでました。
渡り廊下なんかに、コウモリの糞がいっぱいあって、掃除が大変だった!
手のひらに、赤ちゃんコウモリをのせて、図書館に見せに来る子や、
コウモリの餌を調べに来る子もいたな。
(「生きてる蚊を食べるんだよ~。野性動物なんだから、飼うの、無理無理。」
 って、よく子どもたちに話してました。)



身近な存在なんだけど、とても不思議で、ちょっと恐くもあるコウモリ。
子どもたちは、興味津々でこの絵本を見ること間違いなしです。



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ボクシング・デイ 

「ボクシング・デイ」とは、一日遅れでクリスマスプレゼントを開ける日なんだとか。
いろいろな事情で、クリスマスの日に贈り物をもらえなかった人のために、
プレゼントがもらえるように用意されている日のこと、
それを、「ボクシング・デイ」と呼ぶんだそうです。


そんな「ボクシング・デイ」の精神に着想を得て、
大人も子どもも、貧しい人も裕福な人も、健康な人も病気の人も・・・・。
どんな人も、プレゼントをもらう権利があるんだ、
という思いで、作者はこの物語を書いたんだそう。
静かな語り口ですが、作者の熱い思いは伝わってきます。

ボクシング・デイボクシング・デイ
樫崎 茜

講談社 2007-12-13
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栞は、「き」と「ち」がうまく言えない、小4の女の子。
その発音を直すために、週に一度、教室から抜け出して、
「ことばの教室」に通っています。
そこで栞を待っているのは、定年間近の佐山先生。
同じ目線で子どもたちにいつも寄り添ってくれる佐山先生に励まされながら、
優しい級友達に囲まれて過ごした、四年生の一年間の物語。



あちこちで書評を読んでいると、
この物語にはあまりにもいい子ばかりがでてきすぎる、とか、
きれいすぎる作品・・・・というような感想も目にしましたが・・・・・。
(まぁ、ね、意地悪な人、一人もでてきませんからね。)
でも、小学生って、特に十歳くらいの子って、
まだまだこういう純粋さを持ってるんじゃないかなぁ、という気がしました。
最近の子は、冷めてるとか、残酷なところがある、とか言われがちですけど、
たしかに、そういう面もありますが、
でも、大半の子はキラキラした目で、
いじめはいけないことだ、とか、自分が誰かの役に立てることって何なんだろう、とか
まっすぐに思ってるんじゃないかと・・・・。
だから、この物語に出てくる子たちが、
いい子すぎる!こんなのファンタジーだ(そこまで言ってない。)
とは言い切れない、と私は思いました。
(甘いかな)



「き」と「ち」の発音がうまくできない栞のことを、気づかうクラスメイト。
校庭のセコイアの木が伐採されそうになったら、反対の署名活動をしたり、
車いすを寄付するために、プルトップを集めたり・・・・・。
Y・Aに出てくる子どもって、いじめや、学級崩壊や、大人への反発・・・
など、問題を抱えてる場合が多いのだけど、
そうではない、普通の子どもたちがしっかり描かれてる作品で、すごくよかったです。
そうそう、椰月美智子さんの「しずかな日々」もこのタイプの物語だったなぁ。
読んでいると、優しく、あたたかな気持ちになれて私は好きです。




それよりも何よりも、感動してしまったのが佐山先生。
本当に学校現場に、こういう先生がいればいいんですけどね。
最近、私は心が弱くなってきているのか、
「ことばの教室」で佐山先生が栞にかける言葉にいちいち心を揺さぶられてしまいました。




「誰にだって悲しい気持ちになることはあるんだよ。
 そして、そういうときほど、たくさんの声に耳を傾けられるものなんだ。」


「栞ちゃんはまだ十歳なんだ。
 できないことがいくらあってもいいんだよ。
 少しずつできるようになれば、それでいいんだ。」


「先生が思うしあわせはね、
 いろいろなものが過不足なく、きちんとあることをいうんだ。
 悲しみも、歓びも、不安も、たのしいことも、苦しいことも、好きなことも、嫌いなことも、
 そのどれもが負担にならない程度にアル状態こそ、
 しあわせなんじゃないかってね。」 
 




佐山先生との出会いが、優しい級友達との関わりが、
栞を強く、優しく、そして幸せにしていったんじゃないか・・と思います。
「毎日がプレゼントを開ける連続」
「しあわせとは過去を振り返ること」
そんな風に思える子ども時代がしっかり描かれています。
個人的には、学校の先生に読んでほしいな~と思います。





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おこりんぼママ 

今さら、紹介するまでもないくらい、
有名な絵本なんですけど・・・・・・。


だいぶ前に読んだことがあって、その時は、まだ子どもがいませんでした。
今、自分が母親になって、改めて読んでみて、あらびっくり。
以前よりずーーーーっと、心に響きました。

おこりんぼママおこりんぼママ
Jutta Bauer 小森 香折

小学館 2000-11
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ママに、ものすごーく怒られたぼく。
ママが、あんまりすごくどなるもんだから、
ぼくは、バラバラになってしまった・・・・!


頭は、宇宙に。
お腹は、海に。
つばさは、ジャングルに・・・・!


ぼくは、足だけになってしまった。
困ってしまって・・・・・。



子育てしてると、どうしたって、子どもを怒る場面が出てきます。
どんなに優しいお母さんでいよう!って思ったって、
叱らないといけないことだってあるし、
母親だって、人間だからさ。
いらっときちゃうことだってあるわけで。



でも、この絵本を読んで、大好きなママに怒られた子どもは、
きっと、こんな気持ちなんだな、ということをひしひしと感じてしまいました。
ほんとにバラバラになるわけじゃないけど、
心は、バラバラになっちゃうんだな、と。



怒ってしまうのは仕方のないことなのかもしれないけど、
大切なのは怒ったその後なんだよね。
どんなに怒ったって、子どもはママがふり向いてくれることを待ってるんだな。
そして、ママは、振り返って、そんな子どもににっこり笑ってあげなきゃいけないんだな。



「ごめんね」って ママが いった。
そして、ぼくを だきしめた。
 
やっぱり ママが いちばんさ。
 




いつまでも、いつまでも。
ママがいちばんさ。と思ってもらえるように、
明日もママを頑張らなくっちゃ!
と思える一冊です。



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お金もうけは悪いこと? 

「お金が大好き」とためらうことなく言ってしまい、
お金もうけのことばかり考えてる少年が主人公の物語。
日本の児童文学には出てこないタイプなんじゃ・・・・?
でも、実際、子どもたちはお金の話は大好きなんで、
(「先生って、給料、いくらなの~?」ってしょっちゅう聞かれてましたよ~)
紹介すると、飛びつくこと間違いなしです。


お金もうけは悪いこと?お金もうけは悪いこと?
田中 奈津子

講談社 2007-08-11
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グレッグ・ケントンが大好きなこと・・・・・。
それは、お金をもうけること。
小さい頃から、お手づたいをしてもらったおこづかいを貯め、
家族を相手に、グレッグ家族銀行を始め、(当然、利子をとるのですよ!)
学校では、友だち相手に、おかしやおもちゃを売り、お金を稼ぎます。



そんなグレッグが6年生の時思いついたビジネスは、
自分で漫画を書いてそれを学校で売る、ということ。



グレッグが書いた漫画は、大人気。
ポケットコミックと名付け、シリーズ化し、次々売り上げを伸ばしていこう・・・!
と考えていた矢先、グレッグの漫画を真似た類似品が学校に出回っていることを知ります。
それを書いたのは、同級生のモーラ。
いつも、グレッグのすることを真似てばかりいる、幼なじみです。
怒ったグレッグは、モーラに文句をつけるのですが・・・・・。




作者のアンドリュー・クレメンツは、大人の社会の仕組みを、
子どもの作品におもしろく取り入れるので有名な(たぶん)作家じゃないかと思います。
「こちら『ランドリー新聞』編集部」では、表現の自由やプライバシーを、
「ナタリーはひみつの作家」では、出版の世界の仕組みを取り上げてましたが、
本作は、お金、つまり、経済がテーマ。


グレッグが、お金のことばかり考えている前半は、
「なんだかなぁ~」という気がしてたのですが、
モーラが登場するあたりから、俄然、話はおもしろくなってきました。


グレッグ=実業家 学校=市場 モーラ=ライバル会社
といった感じ。



グレッグは、最初、モーラのことを敵対視してましたが、
次第に、モーラの才能を認めざるを得なくなります。
なぜなら、モーラは、グレッグとはまた違う視点から、
お金もうけの方法を考えられるし、おもしろい漫画も書ける、
ということに気がついたから。
グレッグは、モーラの漫画を、単なる作品ではなく、
商品に仕上げていくノウハウを、モーラに伝授していきます。
二人は、力を合わせて、より質がよく、売れそうなポケットコミックを作っていくのです。


これって・・・・・、企業と企業の業務提携っぽくないですか???
読んでいると、ビジネスの基礎を教えられるようで・・・・
おもしろいです。



そんな二人の前に立ちふさがるのは、
「学校で物を売ってはいけません」
というダベンポート校長先生。
当然と言えば、当然ですよね。
いくら自由の国、アメリカって言ったって、学校ですもの!
グレッグのお金もうけが、あまりにも順調なので、
私は不思議に思ったくらいです。



さて、二人が、学校側を説得させるためにとった行動は???
アンドリュー・クレメンツの物語に出てくる大人は、
子どもたちの話を本当によく聞いてくれるなぁ・・・と思いました。
頭ごなしに叱りつけたりしないし、高圧的でもないし。
でも、だからこそ、「お金、お金」と言っていたグレッグが、
少し変わることができたんじゃないかな、と思います。



大人と子どもの、理想的な関係もみることができる物語です。




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せいちゃん 

「まいごのどんぐり」を読んでから、
松成真理子さんの絵本が大好きになったのですが、
この絵本も、またいいです。


読んでると、ちょっと、泣けてきました。


せいちゃんせいちゃん
松成 真理子

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おとなりのせいちゃんは、いつもじてんしゃでやってきます。


きいこ きいこ しゃーく しゃーく
しゃりんこ しゃりんこ ちりん ちりん



ぼくとせいちゃんは、ずっといっしょ。これからもずっと・・・・
そう思っていたのに、
ある日、せいちゃんは、ひっこしのおしらせのおてがみを持ってきた。


それでも、せいちゃんは、いつもと全然変わらないから、
ほんとにひっこしするなんて思ってなかった。
だけど、ひっこしの日は本当にやってきて・・・・・。



仲の良い友だちとの別れがテーマのお話です。
絵本ではよく描かれるテーマですが、
これは、切なさNO1じゃないかなーと思いました。



なんでかっていうと、
描かれているのが、別れのつらさだけじゃないから。
別れのつらさと、再会の喜びの間の、ぼくの気持ちも描かれているのです。
せいちゃんが引っ越す日、あんなにつらかったのに、
離れていると少しずつ、ぼくはせいちゃんのこと、思い出さなくなっちゃうのです。
そこが、とてもリアルで切ないな、と。



そういえば、「まいごのどんぐり」でも主人公が、どんぐりのことを忘れちゃう・・・・
っていうシーンがあったなぁ。
忘れるって、なんだかとっても薄情で悲しいことのような気がするけど・・
でも、離れてしまって、思い出すことが少なくなったからって、
心の中から仲良しの子のことがいなくなるわけじゃないんだよね。



せいちゃんのとびっきりの笑顔と、
自転車に晴れやかな顔で乗るぼくの姿が、
とても素敵なラストシーンです。



しゃりんく しゃりんく 
おおきくなったら 
しゃりんく しゃりんく
じてんしゃに のって
ぼくが せいちゃんに あいにいこう





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