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あわてんぼうさん 

読んだ瞬間、
「これって、うちの夫じゃん。」
と爆笑



それで、夫にも読んであげたら苦笑い・・・でした。


あわてんぼうさんあわてんぼうさん
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夕方6時から始まるお芝居に向けて、
かいぶつ国たいぼく村のみんなは、準備中。
なのに、あわてんぼうさんは、昼寝中。



4時20分、まだ寝てます。
4時40分、まだまだ寝てます。
5時、気持ちよさそうに寝てます。



「わ!5じ15ふんだ」
あわてんぼうさんが
ようやく 目をさましました。
「たいへん!たいへん!おくれちゃう」は
あわてんぼうさんのくちぐせです。




全てのページの見開き右上に時計の絵が書いてあって、
4じ20ぷん、5じ15ふん・・・・と時が経過していくのが分かるのだけど、
この、中途半端な時間の表示がたまらんなー、と。
急いでる時に、時計を見て時間を確認してる感じ。
それと一緒に、のんびり寝ているあわてんぼうさんと、
お芝居に行く準備をきちんとしている他のかいぶつたちが描かれていて、
ドキドキ感が高まります
あわてんぼうさん!のんびり寝てる場合じゃないよー。
他の人たちは、順調に準備してるよー。
って、起こしたくなってくる!
この臨場感の出し方は、おもしろいなー。




時間を逆算して考えられないとこといい、
寝坊してしまった時のあわてぶりといい、うっかりぶり?といい、
うちの夫にそっくり・・・。
そして、ラストのオチも・・・・。
期待通りです。
期待通り過ぎて、気持ちいいです。



突っ込みどころ満載のあわてんぼうさんなんで、
子どもへの読み聞かせにもいいかな。
突っ込み入れながら、一緒に楽しめそう。
あわてんぼうさん以外のたいぼく村の住民たちも、
かわいくておもしろいです。
いろいろ見ちゃいます。



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まえむきよこむきうしろむき 

えーっと。
この絵本、まだハードカバーになってなかったんだぁ・・・。


最初に発行されたのが、1988年のこどものとも年中向きで、なので、
ずいぶん昔の絵本です。
(電車のお客さんに、千代の富士がぁ・・・・!時代を感じるなぁ)
でも、まったく古さを感じさせません


まえむきよこむきうしろむき (こどものとも絵本)まえむきよこむきうしろむき (こどものとも絵本)
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いろいろな物の、前向き、横向き、後ろ向き・・の姿
を紹介していく絵本。


と書くと、「え?それだけ?」と思っちゃいそうですが・・・・・。



①ぞうさん まえむき はな ぶらぶら

②ぞうさん よこむき おおきな おなか

③ぞうさん うしろむき しっぽが ぶらり




うん。たしかに。
同じ物でも、角度を変えて見ると、見え方が違う。
ぞうさんも、とけいも、かえるも・・・。
じっとしているものだけじゃなくて、動いてるものはどう見える?
前から見ても、横から見ても、後ろから見ても、
おんなじように見えるものって何・・・?



角度を変えて、視点も変えて・・・・ページをめくっていくと、
普段、何気な~く見ているものでも、
いろいろな姿を持っているのだなぁということに気づかされます。



私ってば、頭が固いもんだから、
こういう絵本を読むと、本当に絵本作家さんの頭の柔らかさにぐぐっときてしまうんですよね。
柔らかな頭を持つ子どもたちは、こういう発想は、絶対におもしろがるんだろうな。



さて。
最後は、どこから見ても大好きなもの、で終わります。
そして、ぱたん、と本を閉じると・・・・・
うしろから見た、作者の名前が。
まえむき、よこむき、うしろむき
最後まで一貫してるのが、また、笑えます




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松谷みよ子むかしむかし さるかに 

松谷みよ子さんが書き下ろした、みんわ絵本の新シリーズ。
ラインナップは、「ももたろう」「かさじぞう」
など、超有名な昔話ばかり。
でも、最近の子どもって、案外、昔話知らないんですよね。



だけど、読んでみるとめちゃくちゃおもしろい!
と子どもたちが喜ぶのも昔話だったりします。
装丁が古いと、手に取らないのだけど、
このシリーズは、子どもたちに身近な絵本作家さんが絵を担当してるので、
放っておいても、読んでくれそう・・・・!
長野ヒデ子さんの「おむすびころりん」とか、
西村繁男さんの「はなさかじい」とか、
お話のイメージに近い方が絵を担当しているような気がします。



最終巻、「さるかに」は、大人気作家長谷川義史さんの絵。
かなりおもしろくなってます。 


さるかに (松谷みよ子むかしむかし)さるかに (松谷みよ子むかしむかし)
松谷 みよ子 長谷川 義史

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ストーリーは、言うまでもない、という感じなのですが・・・・。
意地悪なさるに騙されて、お母さんを殺されてしまった子がにたちが、
蜂やくり、牛のふんたちの力を借りて敵討ちをする、
というお話。



声に出して読んでみるとよく分かるのですが、
むかしむかし、かにがにぎりめしをひろったって。 
というような、語り口調や、
ずんがずんがと大きくなったとか、
のたりべたべた のたりべたべた、うしのくそがやってきたというような、
たくさんの擬音語、擬態語が読み聞かせにぴったりだなぁと。
まぁ、昔話って口承文学だから当然と言えば当然なのかもですが、
それでも声に出して心地よい絵本っていいですよね~。




さるが投げたかきにつぶされて、母親かにが死んじゃうシーンとか、
みんなでさるに仕返しするシーンとか、
昔話らしい残酷な場面もきちんと描かれてます。
が、長谷川義史さんのちょっととぼけた絵のおかげなのか、
残酷という感じはしません。
特に、仕返しの場面はね~。
牛のふんのかなり間抜けな顔(だって、タコ顔なのです)や、
お尻を丸出しにして子がにに、やっつけられるさるの絵に、
子どもたちは大笑いすること間違いなしですよ!



すぐれた昔話絵本とは、こういうのをいうのかも。



とか、書きつつ、昔話絵本についてはよく分かってないので、
こういうの↓も読んでみたいなぁと思ってしまいました。


昔話絵本を考える昔話絵本を考える
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ダイエットパンチ!①あこがれの美作女学院デビュー! 

「若おかみは小学生!」「レンアイ@委員」シリーズでヒットを飛ばしている、
令丈ヒロ子さんの新シリーズ!(って言っても、2006年にでた本ですが)



名門女学院が舞台の、女の子ストーリー。
少女漫画ちっくなイラストに、テーマはダイエット!
これは、女子が飛びつかないわけはないでしょう。
人気シリーズ、また誕生なのかな。


ダイエットパンチ!〈1〉あこがれの美作女学院デビュー! (Dreamスマッシュ!)ダイエットパンチ!〈1〉あこがれの美作女学院デビュー! (Dreamスマッシュ!)
令丈 ヒロ子

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憧れの美作(びつくり)女学院に合格した粟倉コヨリ。
期待に胸をふくらませつつ、
女学院の校門をくぐったコヨリを迎えていたのは・・・・・



「あなたがた三人にはとくべつなクラスでとくべつなレッスンをうけていただきたいのです。
この学校にふさわしい女性になってもらうためのレッスンです。
やせてください。」
 




という超美人生徒会長、西脇かおるの言葉。
そして、コヨリが連れて行かれたのは、美作女学院、ダイエット寮! 



てことで、ダイエットレッスンのはじまりはじまり~~~。



太った子はこの学校にふさわしくない???
って、そんな学校、こっちからお断りしてやれ!って最初は思ったのですが・・・・。
肥満が健康に及ぼす害を説かれたり、
こうなってしまった(=でぶになってしまった、てこと)原因を考えていくうちに、
コヨリたち三人は、ダイエット寮でやせることを決意!
(ま、それ以外にも、いろいろ学校側にも思惑があるみたいですが・・・・)



「ダイエットを成功させようと思ったら、
 自分の弱いところを自分でパンチしなくちゃいけない。
 自分へのパンチがダイエットってことなんだ!」

(名言だわ・・・・・)



と三人で結束を固めるところまでが一巻。



この物語、何がおもしろいって、コヨリ以外の登場人物のキャラが濃い~ところ!
コヨリと一緒に寮に入れられることになった、
徳久ふな子も、竜野姫霞も、かなりアクの強い人物です。
が、一番おもしろいなぁ~と笑っちゃったのが、
美作女学院生徒会副会長、千種由里子@白衣マニア。
白衣マニアって・・・・・
病気と健康の話が大好き!な由里子は、かなりのダイエット知識の持ち主。
正しい栄養知識と、正しい食生活・・・について、三人にレクチャーしていきます。



この由里子を、女医きどりのいかれた栄養素女
と批判するのが、ダイエット寮・謎の掃除人、八千夜ばあさん。
今まで食べたいものを食べ欲望のおもむくままに生活してた三人にとって、
由里子の言うことは、正しいと分かっていても厳しいことばかり・・・・
そんな三人を八千夜ばあさんは要所要所で助けてくれます。




太りすぎは健康に悪いけど、やせてモデル体型になった方がかわいいけれど。
急激なダイエットは、やっぱり体に悪い!
ってことを教えてくれるのが八千夜ばあさんの役目なのかな。
ティーンが読む、ダイエットストーリーとしては、バランスとれてます。
ダイエット本番は、これから。二巻も楽しみです




それにしても・・・・・登場人物はすべて女子ばかり!
こうなったら、このまま恋とかからめずに、
女子オンリーで話がすすんでいってほしいなぁ~。




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さくらいろのランドセル 

またまた、小さな女の子のかわいい友情物語を見つけました。
これからの季節にぴったり・・・・。
さくらいろの表紙がとてもきれいです。


さくらいろのランドセルさくらいろのランドセル
さえぐさ ひろこ いしい つとむ

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さなと、なかよしのらんちゃんは、4月から小学生。
二人は、桜のつぼみを見ながら、約束しました。



「わたし、さくらいろの
 ランドセルが ほしいなあ」

らんちゃんがいいました。

「わあ、さくらいろ?」

「さなちゃん、さくらいろの 
 ランドセル、おそろいに しようよ」
 




ところが、数日後、さなちゃんのおばあちゃんからプレゼントが。
それは、りんごみたいに赤いランドセル・・・・。
とってもうれしいけど、らんちゃんとのやくそくが・・・・。




さくらいろのランドセルにしなかった。
てことを、らんちゃんに言わなきゃ、言わなきゃ・・・・・
と悩むさなちゃん。
「あのね・・・・・。」と言いかけて、言えなくて。
でも、赤いランドセルがうれしくないわけじゃないんだよ、
と心の中ではおばあちゃんに語りかけて・・・・。
優しい女の子の、小さな心の葛藤が、丁寧に描かれていきます。




それにしても、私は最初、お友達とさくらいろのランドセルにしよう!って約束したんだけど、
お母さんか誰かに、「だめよ~。ランドセルは赤でしょ!」
とかって言われて、悩む女の子・・・・
の話かと思ってたら、全然違ってました!
そうか!
今日び、ランドセルは、赤じゃなきゃ!なんてこと言わないわけですね!
ママも、おばあちゃんも、おじいちゃんも。
昔はランドセルといえば赤か黒と決まってましたもんね。
だから、私が子どもの頃には、絶対なかったストーリーだわ~、と。
絵も文章も優しい雰囲気で、とてもオーソドックスなお話のようだけど、
やっぱり今の子どもを描いた絵本だなぁ、と思います。




裏表紙を見ると、色も形も様々なランドセルを背負う子どもたちの絵。
その中には、さなちゃんとらんちゃんらしき子の姿も・・・・・。
うん、うん。
大人しくてとっても優しいさなちゃんと、あっけらかんとした明るいらんちゃん、
いつまでも仲良しの友だちでいられそうだよ!



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またあえるよね 

娘と一番仲良くしてた近所の子が、引っ越しすることになりました。
娘にとっては、初めてのお友達とのお別れ・・・・。


って言っても、まだ2歳なので、よくは分かってないかなぁ。
と思ってたのですが。


「Kちゃんいないの、さみしい。」
「さみしいね。」
を繰り返す我が子。


スゴイ。気持ちを言葉にしてる。
なんて、感受性が豊か・・・・・(親ばかです。分かってます。)


そんな娘の今の気持ちにぴったりな絵本かな。

またあえるよねまたあえるよね
あいはら ひろゆき こみね ゆら

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作者は「くまのがっこう」シリーズで有名なあいはらひろゆきさん。
絵は、こみねゆらさん。
初めての水彩なんだとか。
今まではアクリルで描いてたんだそう←とか言いつつ、違いがよくわかってない。


とっても仲良しの二人、かなとなつき。
でも、突然、なつきちゃんが引っ越しをしてしまいます。


かなは なみだが いっぱい でました。
ママに おこられた ときよりも
ころんで ひざを すりむいた ときよりも
もっと いっぱい なみだが でました。



仲良しの友だちとの別れ・・・という話で、
べたな展開といえばべたなんですが、
幼い頃、誰しもこういう経験ってあると思うので、
読んでいると、やっぱり心に響くものがあります。
悲しい別れと、それとは対照的に、とても美しく咲く桜の花が、印象的。



大好きななつきちゃんがいなくなって、
いつも見ている景色が、全然違うものに見えてしまう・・・
というかなの気持ちにも、とても共感してしまいます。
そうなの。
いつもいる人がいないだけで、何もかもが違ってしまうような気がするんですよね。
大人でも、子どもでも、その気持ちは一緒なんだな。



こみねゆらさんが描く女の子の絵、大好きなんですよね~。
今回のは、寂しそうな表情を見ると、きゅんとしてしまいました。



「またあえるよね」 


うん、うん。
とっても仲良しの二人だもの。絶対会えるよ!
と思って、ぱたんと絵本を閉じると・・・・・。


こういう、最後の最後までストーリーが続いてる絵本、大好きなの!
これが一番のツボでした!




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図書館内乱 

今さら感たっぷりですが・・・・・。
「図書館内乱」、読みました。
ていうか、前作の「図書館戦争」も読んでて、
その時にも感想、残そうかなーと思ったのですが。


私のブログ、一応児童書ブログだし、コレ、一般書だし。
まぁ、いっか。てことで、そのままにしてたんだけど・・・・・。



「図書館内乱」読んだら、
やっぱ、おもしろい!おもしろすぎる!なんか残しときたい!
という衝動にかられて、書いてます。



中学生くらいだと、読めるよ!きっと。
中学校の図書館には入ってるのかなぁ・・・・。



図書館内乱図書館内乱
有川 浩

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「図書館戦争」に引き続き、検閲が自由に行われるようになった世の中が舞台。
図書館と本と自由を愛する図書館員たちは、
図書館の自由、ひいては、利用者の読む自由を守れるのかというお話。



前作では、検閲を行うメディア良化委員会とそれを阻止しようとする図書隊が、
直接派手にドンパチ対決しましたが、「内乱」にはそういう戦闘シーンは一切なし。
図書館の自由を守ろうとする図書館員の姿が、
恋や友情や兄弟の確執や・・・・・を絡めながら描かれていきます。
「図書館戦争」より地味っちゃー地味なんだけど、
登場人物の人となりが、様々な事件を通して深く見えてきて、
私としてはこっちの方がおもしろかったなー。



それと、現実の図書館が抱えている問題もでてきて、
(不適切と思われる箇所のある資料の閲覧制限をどうするか、とか、
 図書館内の派閥抗争とか。
 あ、実際の図書館に派閥抗争があるのかどうか・・は知らないけど、
 図書館のあり方について司書同士で、微妙に考え方が違う、というのはあると思う)
元図書館員としては興味深かった!
ていうか、私、勉強不足だわー。はぁ~。



でも、私がこの物語の何一番好きなところは、
「図書館の自由に関する宣言」に着想を得て、書かれてるってところ。
「図書館の自由に関する宣言」 
がどれくらい世に浸透してるのか知りませんが、
コレ、大学生の時に授業でならった時、ものすごく感動したんですよ~。私。(遠い目)
図書館の自由が守られている世の中・・・というのは民主主義がきちんと機能している世の中なんだ!
司書っていうのは、民主主義の担い手なんだわー!
と思ったものです。
このことがオーバーではなく、読み手に伝わる・・・・というのが、
このシリーズの最大の魅力なんじゃないか、と。
元司書(しかもかなり末端の)は思います。



それから、アマゾンの書評では酷評されてる方もいましたが、
ベタあまなラブの展開も私的にはお気に入りだったり。
頭ぽんぽん、とか「俺が守る」とか。
キャーって感じだけど、嫌いじゃありません。
いや、むしろ好きかも。こういうとこ、女子だわ。私も。
主人公の郁と堂上教官の不器用恋愛もツボですが、
本作では、正論派小牧さんの恋にはまりました。
読んでて、ドキドキでした。
少女漫画読んで、恋愛に憧れてた頃を思い出しましたよー。



そんなこんなで、
恋やら派閥抗争やらいろいろなエピソードを絡めつつ、
司書による特定の図書の隠蔽事件に主人公の郁が巻き込まれる・・・
というところで物語は終わります。
さらに、今ある図書館の自由を手放してでも、検閲制度を根源的に駆逐することを目標にする、
『未来企画』というグループも登場・・・・。
『未来企画』のリーダーで、同僚の手塚の兄でもある慧に、郁が言うセリフがかっこよかった!



「いい未来のために自由を捨てるのは、すごく立派な権利です。 
 すごく尊敬します。
 でも、それを義務にして他の人にも押しつけたら、
 あたしたちはメディア良化委員会と同じになっちゃう。
 捨てる権利も捨てない権利もあって、選ぶのはみんな自由だから。」




「自由」は目に見えないものだけど、絶対手放しちゃいけないものなんだと思う!
このシリーズを読むといつもそんなことを考えさせられます。



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お皿のボタン 

読んでるあいだじゅう、
「うふふふふ。」
と笑いがとまりませんでした。
大爆笑じゃなくて、ついつい笑っちゃう感じ。


お皿のボタンお皿のボタン
たかどの ほうこ

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高橋さんちのかざりだなの上には、一枚のお皿があります。
そこに置いてあるのは、服やカバン・・・・からとれたボタンたち。
ホワイト婦人に、豆姉妹、タビちゃんに、なぞの黒岩ジョー
みんなそれぞれ、人生ならぬボタン生があって、
毎日お皿の上で、ぺちゃくちゃおしゃべりしてるのです・・・・!



物に心があって、それがおしゃべりしたり、動いたり・・・・・
というのは児童文学の王道だとは思うのだけど、
それでもやっぱりたかどのさんが描くそれは、
特別おもしろいなーと。
大体、とれてしまったボタンが主人公のお話だなんて、
目のつけどころが、ちょっと違います。



少し太った大女優の、舞台衣装のボタンだったホワイト婦人の話や、
潮風丸という船の五郎船長の制服についていたボタンの話なんかは、
とってもドラマティック。
ボタンにも、こんな生き様があるのねぇ・・・、と笑えます。
一方で、高橋家の娘さんのワンピースについていた豆姉妹や、
おじさんのワイシャツからとれた四つ穴ボタン、すえっこ同盟たちは、
かなり身近な存在で、
「もしかしたら、うちのボタンたちもこんなこと考えてんのかな。」
と思うと、これまた笑えます。




中でも、私が一番気に入ったのは、
予備の替えボタン、スミレ嬢の話。
スミレ嬢は、替えボタンだけに、
ただの一度もボタンとしての人生を送ったことがありません。
いつか、スミレ色のワンピースにつきたい・・・・・
というのが彼女の夢。
でも、そう思うたび、



「ああやっぱりいけないわ・・・・・・。
 それはなかまの不幸を願うこと。
 そんなこと、わたくしにはできません。」 




なんてね、悩むんですよー!
まじめで、かわいくて、好きだわー。こういう人!(あ。ボタンだった。)



様々な人生(ボタン生?)を送ってきたボタンたちが、
ひょんなことから一つのところに集まって・・・・
それぞれの人生(ボタン生?ひつこい)を語り合い、
それぞれを羨ましく思ったり、自分の生き方を振り返ったり・・・・・
って、人間とおんなんじなんですよねー。
このお話に出てくるボタンたちって!




絵本から、そろそろ長めのお話にチャレンジしたいなぁ・・・
と思ってる子に紹介したいな。
みんなで読むのもいいけど、一人で読んで、一人で、
「うぷぷぷぷ」と笑ってほしい物語です。



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