1. 無料アクセス解析












スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

だいすきひゃっかい 

この絵本、
「だいすきひゃっかい」っていう題名と、
表紙の絵だけで、だいたいこんな話だろうなぁ、
とよめるんだけど・・・。


でも、子育て真っ最中のワタクシとしては、
やっぱりツボにはまって、
素直に感動してしまうのでした。

だいすきひゃっかい (レインボーえほん 12)だいすきひゃっかい (レインボーえほん 12)
村上 しいこ 大島 妙子

岩崎書店 2007-07
売り上げランキング : 223016

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


おかあさんが、ぎゅうっと はるなを だきしめます。
だいすき いっかい
だいすき にかい 
だいすき さんかい



夜寝る前、
はるなは、おかあさんになぞなぞをだしました。
「ねるまえに、はるながいくのはどこでしょう?」


せんめんじょ?    ぶーっ。
まどのした?     ぶぶーっ。
とじまりようじん?  ぶぶぶーっ。
じゃあ、トイレ?   ぶぶぶぶーっ。


そんなことは、全部終わらせました。
はるなが行きたいのは、もちろん・・・・?



・・・って、どこだか分かりますよ、ね?




はるなちゃんには妹がいて、お姉ちゃんなんだってことが最初に分かっていて、
そのことを思うと、はるなちゃんの甘えっぷりがたまらなくかわいらしく感じてきます。
きっと、妹がぐっすり寝ちゃうのを待って、なぞなぞ、だしたんだろうな



だいすきっていっぱい抱っこしてもらえるはるなちゃん。
きっと優しい、いいお姉ちゃんなんだろうな~
ってことが分かる裏表紙の絵がよいです。



表紙から裏表紙まで、ずーっとお話が続いてる、
そんな大島妙子さんの絵、大好きだー!



人気ブログランキング参加中♪
読みたくなったら、クリック♪クリック♪→人気blogランキングへ
スポンサーサイト

[2007/10/27 10:00] 愛ってな~に? | TB(0) | CM(2)

しずかな日々 

椰月美智子さんの「しずかな日々」を読みました。


前作の「十二歳」がとても好きだったので、
椰月さんの新作を楽しみにしていたのです!
とか言いつつ、ちょうど1年前くらいに出たみたいですが。
全然、気づいてなかった!あはは。


しずかな日々しずかな日々
椰月 美智子

講談社 2006-10-03
売り上げランキング : 172198
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


なんだかそれだけのことなんだけど、ぼくたちはその時間をとても有意義に感じた。
なんにもしゃべらなくても、ただここでこうしているだけでよかった。
濃密で、胸が少しだけきゅんとしてしまうような時間だった。
それぞれが、自分だけの世界をたのしんで、でもそれは、ここにいる三人がいなくては見つけられない世界だった。



枝田光輝は、小学5年生。
父親はおらず、母と二人暮らし。
大人しく、クラスでは影の薄い存在だ。
そんな光輝の生活ががらり、と変わったのは、
新しいクラスで押野という友だちができてから。
転校するのがイヤで、母方のおじいさんといっしょに暮らすようになってから・・・・。



前作「十二歳」では、12歳の女の子の一年間が描かれていましたが、
「しずかな日々」では、枝田光輝という小学5年の男の子の毎日が、
まさに本の題名どおり、静かに、淡々と描かれていきます。



コレといった大きな事件や出来事は起こらないけれど、
(母親の転職に何か秘密がありそうだとか、なぜか母方の実家と疎遠になっていたりだとか、
謎めいたことはいくつかあるのですが)
読み進めるうちに、ぐいぐいと物語に引き込まれてしまう・・・
不思議な魅力を持った作品です。


その大きな魅力の一つに、主人公の少年の心の動きが鮮やかで、読んでいると、自分の中でも同じような気持ちがよみがえることにあるんじゃないか、と思う。
自分のことを、
「いつでももの悲しいようなイメージがつきまとっている」
「そんな自分の雰囲気を、クラスメイトは感じ取って僕に遠慮している」
と感じている主人公。
そんな彼が、クラスの人気者押野に声をかけられて、放課後、草野球に誘われて、初めてあだ名がついて・・・。
そして、そのことに驚き、不思議に思い、混乱し・・・
でも、心の奥底では、嬉しくて嬉しくて、世界が一変するくらい毎日が楽しくなる、
そんな光輝の心の揺れや、喜びが細かなエピソードとともにつづられていきます。



後半の、おじいさんの家での暮らしや、
仲良くなった押野や野球仲間たちとの夏休みの日々は、
本当に素敵で羨ましいの一言。
子ども時代の、キラキラと輝くような日々、
しかし、そんな日々はいつか終わってしまうんだろうなぁ・・・という寂しさもたたえていて、
だからこそ、美しく感じるんだな。これが。




最近、子ども同士のギスギスした人間関係を描いた児童文学が多くて、
(まぁ、それはそれでおもしろいけど。リアルで)
読んでるとつらくなることがよくあるんだけど、
この「しずかな日々」はそういうつらさが全然ないのがいいなぁ。と思う。
家族以外に、たった一人でも気持ちを許せる人ができたら、
こんなにも世界が広がり、今までとは違う一歩をふみだせるんだなぁ・・・
ってことが、痛さやつらさを伴わずに感じられる、そこがとても魅力的なのです。




また、椰月さんの物語、読みたい!
けど、寡作ですね。この方。


・・・と思ったら、2005年に未来の息子っていう作品を出してるんですね。
児童書っぽくないけど、また読んでみようと思います!



人気ブログランキング参加中♪
読みたくなったら、クリック♪クリック♪→人気blogランキングへ

狂言えほん ぶす 

これはいいかも~!
と思わずひざを打ってしまった作品。


というのも、小学6年生が国語で狂言をならうのですね。
子どもたちにとって、イマイチなじみの薄い狂言も、
この二人=内田麟太郎・長谷川義史
の手にかかると、とても親しみやすく感じるのでは・・・?


授業に関連させて紹介できそうな本を見つけると、
なんだか嬉しくなってしまう・・・。
学校を離れてもうだいぶたつのに、
いつまでも学校司書気分がぬけないのです。


ぶす (狂言えほん 1)ぶす (狂言えほん 1)
内田 麟太郎 長谷川 義史

ポプラ社 2007-07
売り上げランキング : 73076
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


「ところで、このぶすじゃが・・・・・ 
 そのうえを ふいてきた かぜに、 
 ちとあたるだけでも・・・・・、
 いのちをうしなう」

「なんと、ちと かぜに あたるだけで!」



主人から、猛毒「ぶす」の見張りと、
留守番を頼まれた、太郎冠者と次郎冠者。
この「ぶす」、
上をふいてきたかぜにあたるだけでも命を失う、
それはそれは恐ろしいものらしい・・・。
ところが、そのつぼを覗くと、なんだかうまそうに見えてきて・・・・



狂言の話の中でも、とても有名な「附子」。
その古典を、内田・長谷川コンビがアレンジ。
元々分かりやすい話だけど、
さらに読みやすく、これなら、子どもたちはすんなりこの世界に入って行けそう・・・!



「ちゃっとのけ!ちゃっとのけ!」
「エイエイ、ヤットナ」
といった独特の言い回しや、登場人物のセリフは
狂言の舞台の雰囲気を感じさせます。
太郎冠者と次郎冠者の掛け合いもテンポがいい!



そして、なんと言っても、長谷川義史の絵ですよね~。
大胆で、かつ、細部にやっぱり遊び心が!!!
ケチな主人を騙そうともくろむ太郎冠者と次郎冠者が着ている着物の柄は、
「見ざる、聞かざる、言わざる」
の猫バージョンだったり。
その主人の着物の家紋は、猫の足跡だったり。
二人が破った掛け軸には、アノ人の名前をもじってあったり・・・。
他にも笑えるところ、ないかな~。



それにしても、狂言ってブームなの!?
コレはシリーズものなので、狂言の題目が次々絵本化されるってことですよね。
講談社からも、もとしたいづみ版の「ぶす」が出てるみたいだし。
次は「柿山伏」、絵本化してほしいなぁ~。



人気ブログランキング参加中♪
読みたくなったら、クリック♪クリック♪→人気blogランキングへ
[2007/10/16 14:13] 日本のむかしばなし | TB(0) | CM(2)

ちいさなふゆのほん 

またもや、季節はずれだなぁ・・・と思いつつ。


寒くなってからブログにのせよう、
なんて考えてたら、私のことだから、
今の気持ちを忘れそう。
なので、
やっぱり、のせまーす。


ちいさなふゆのほんちいさなふゆのほん
ヨレル・クリスティーナ・ネースルンド クリスティーナ・ディーグマン ひしき あきらこ

福音館書店 2006-10-11
売り上げランキング : 475982

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


うんと うんと さむい ひは
ゆきが キシキシ おとを たてます
くつも キュッキュッと おとを たてます。
キシキシ キュッキュッ、キシキシ キュッキュッ
ゆきと くつが いっしょに 
うたを うたっているみたい。
 



スウェーデンの絵本です。
なので、訳者は、菱木晃子さん ウフフ。



二人の子どもが、寒い寒い雪の日を過ごす様子が描かれます。
そりや、スキー、雪だるま・・・
雪の上に寝そべって、天使になったり、
ゆきのおうちを作ったり・・・。
寒い国に住む子どもたちは、
冬の楽しみ方を、いっぱい知っているんだなぁ。



おもしろいなぁ、と思うのは、
お話の中に、さりげなく自然の不思議さが描かれているところ。
冬の間、動物や鳥たちはどんな風に過ごしているのか、とか
よく見ると、雪はお星様の形とか・・・
特に、雪や氷の音の表現がとてもステキです。



キシキシ、キュッキュッ、
ペシャッペシャッ、ポタンポタンポタン、
カチンコチン、カシャンカシャン




てね。



でも、知識絵本的な要素はかけらもなくて、
なんだかいい感じにストーリーに溶け込んでるのです。
そういった冬の自然の様子や不思議さが。



まったくもって科学的なことに興味のない私なのだけど、
子どもの頃から、こんな風に自然と接することが、
空想をふくらませるきっかけになるのかなーなんて、思いました。



登場人物(二人の子どもだけじゃなくて、動物や、雪だるまや、お月様、太陽に至るまで・・・)の表情がよいです。
それから、二人の服装もかわいくておしゃれ。
北欧絵本って、やっぱりいいな。



人気ブログランキング参加中♪
読みたくなったら、クリック♪クリック♪→人気blogランキングへ
[2007/10/12 09:49] 自然となかよし | TB(0) | CM(0)

ぼくうまれるよ 

先日、


「最近、コレといった絵本に出会えないのよねぇ・・・」 (何様)


なんて、えらそげなことをつぶやいた私でしたが・・・・。



明くる日、とってもステキな絵本に出会いましたーーーーーー

ぼくうまれるよぼくうまれるよ
たしろ ちさと

アリス館 2007-04
売り上げランキング : 23453
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


これは ぼくの おかあさん。
ぼくは おかあさんの
おなかの なかに いるんだよ。

どっこん どっこん
おかあさんの しんぞうの おとが きこえるよ。
どっこん どっこん



かばって、水辺で出産して、水中で授乳するんだそうです。
そんな、かばの、出産・育児絵本。


妊娠も、出産も、とても神秘的なことだと思うけど、
と同時に、とても自然な営みなんだなぁ・・・と。
「ぼうや でておいで ぼうや!」
というお母さんの声を聞いて、
かばの赤ちゃんが産まれてくるシーンはとても力強く、
そうだ、みんなこんな風にして、
お母さんに、この世界に迎えられるんだなぁ・・・
なんて、強く強く感じてしまいます。



おかあさんのしんぞうのおと・・・どっこん どっこん
おかあさんが歩く・・・ゆうらり ゆうらり
おなかのなかでも・・・ゆうらり ゆうらり
出産がちかづく・・・どくんどくん どくんどくん



など、擬音語の使い方が抜群!!!
とても短く、シンプルな文章だけど、
なんだか、臨場感、あるのです。
妊娠してる時の幸せな気持ち、
出産した時にわき出た、不思議なパワーを思い出しました。
かばも人も、生命あるものはみな一緒なのね。



作者のたしろちさとさんって、
「ぼくはカメレオン」の作者なんですね。
まったくつながらなかった・・・。
「ぼくはカメレオン」は鮮やかな色彩の絵がとても印象的だったから・・・。
それに比べるとシンプル。
でも力強さは一緒かな。


コレといったのがない・・・!
なんて言わずに、どんどん絵本読まなくちゃ。
たしろちさとさん、チェックだわ。



人気ブログランキング参加中♪
読みたくなったら、クリック♪クリック♪→人気blogランキングへ
[2007/10/06 10:35] いのちを感じる! | TB(0) | CM(0)

はじめての文学 重松清 

すっごく、久しぶり!だ!
3ヶ月ぶり!だ!
わー。



ここのところ、本はたくさん読んでるんだけど、
コレ、というのになかなか出会えてないような・・・。



司書だった頃に比べると、格段に、
読んでる量が減ってるからかな。


昔の絵本を読み返そうかなぁ・・・・と思う今日この頃。



さてさて。
最近はまりそうだなぁ・・・って思ってるのが、
文藝春秋社から出ている「はじめての文学」というシリーズ。



超有名現代作家さんたちの自選集らしい。



はじめての文学 重松清 (はじめての文学)はじめての文学 重松清 (はじめての文学)
重松 清

文藝春秋 2007-07-15
売り上げランキング : 7922
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools


いまだけでいい、オトナになりたい。
中学時代のどこかにコドモとオトナの境目があるのなら、
そこを飛び越えるようなボールを蹴りたい。
 



「はじめての文学」というだけあって、
小学校高学年くらいの子から読めますよ。コレ。字がでかい。
内容も分かりやすくて、読みやすい。
そして、重松清の話らしく、感情移入しやすい!


やっぱり親子の関係を描いたものが多くて、
親になった今では、親の立場から読んでしまうなーと。
しみじみ・・・。


特に、少年野球チームで監督をしている父親と、その息子の最後の試合を描いた「卒業ホームラン」なんて・・・!
最後の試合に、野球は下手くそだけど、いつも一生懸命な息子をだすのか、
それとも、実力主義に徹するのか・・・で悩む父親とその家族の物語なのだけど、
こういうことってありそう。っていうか、あるのですよ。びっくり。
だって、これって、まんま、かつてのうちの夫と義父なのですよ。
だから、思わず夫に「読んでみてー」と言ってしまいました。



試合に出すか、出さないか、というのが話の核になってますが、
そんな父子を「がんばっても、報われないじゃん」と冷めた目で見ている姉の存在がおもしろく、
父親が息子にも娘にもどんな答えを出すのか、
そして、自分だったら、どう答えてやるのか・・・
考えさせられました。


それにしても、父と子の関係は微妙なんだなーと思う。
仲が悪い訳じゃないけど、素直に甘えられない感じ。
父親も、もう一歩踏み込めない感じ。
でも、悩んだり、けんかしたりしなきゃ、お互い理解し合うことはできないんだよなーって、重松清を読むといつも思うのです。



なんだか、最初に出てくる短編「卒業ホームラン」だけでいっぱい書いちゃいましたが。
他の作品もおもしろかったです
父と子の話じゃないけど、
サッカー部の先輩の、理不尽なしごきにたえる中学生を描いた
「ウサギの日々」が個人的には一番好きでした。
少年期の、ひたむきさや、残酷さや、痛々しさや・・・をたくさん感じてしまうのでした。



人気ブログランキング参加中♪
読みたくなったら、クリック♪クリック♪→人気blogランキングへ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。