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ぼくの図書館カード 

ぼくの図書館カード
ぼくの図書館カードウィリアム ミラー グレゴリー クリスティ William Miller

新日本出版社 2010-11
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図書館員なら、これは読んでおかねば(by赤木かんこ)
ってことで、読んでみました。


舞台は、1920年代アメリカ南部。
奴隷解放はされたけれど、黒人差別はまだまだ残っている・・・
という時代の物語。

字は読めるんだけれども、読む本がない主人公の「ぼく」。
本は高価で手に入らないし、図書館は黒人には本を貸してくれないからだ。
そこで、ぼくは同じ職場で働くフォークさんに頼んで、
図書館カードを貸してもらい、そのカードで本を借りることにする。


この図書館の司書がすっげーイヤなヤツで、ぼくが本を借りようとすると、
「本当にあなたが読む本ではないんですねっ。」
と大きな声で尋ねたりしてくるの。
ぼくが、
「はい。ぼくは本は読めないですから。」
って答えると、大きな声で笑ったりね。


人種差別がまだまだまかり通ってた時代・・・。
あーやだやだ・・・ってため息が出てしまうくらい、
図書館も自由からかけ離れた場所だったんだってことがよく分かる。
そして、こんな歴史的背景があったからこそ、
図書館員は、「図書館の自由に関する宣言」を重要視し、
これを常に胸に、日々業務を行わなければならないんだな、と改めて思いました。


図書館で借りた本を読んだぼくが発する言葉がとてつもなくよいですよ。


以下抜粋。


本には、肌の色が白いにもかかわらず、
ぼくのように苦しい境遇にある人々が描かれていた。
ぼくが追いもとめている自由を、同じようにのぞんでいる人びとがいた。

ねむくてぼんやりしていたが、ことばが耳にひびき、
目にするすべてものが、本の世界の人たちと同じように見えていた。
本によってぼくがすっかり変わってしまったことに、
まわりの人たちは気づくだろうか。

読んだことすべてが自由への切符となった。
本はぼくを何ものにもしばられない、自由な世界へとみちびいてくれたのだ。
 



人種差別について考えさせられる絵本であると同時に、
本を読む素晴らしさについても気づかされるストーリーだと思います。


たくさんの人にぜひ読んでほしい!
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[2011/05/21 07:14] 自由 | TB(0) | CM(0)
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