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かわいいことりさん 

フランスの、おしゃれなお話・・・・かと思いきや。

かわいいことりさん
かわいいことりさんKristien Aertssen 石津 ちひろ

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ブリュームさんと、奥さんのマドレーヌさんは、ことりが大好きな夫婦。
鳥のように口笛を吹き、歌を歌い、おしゃべりをするマドレーヌさんのことを、
ブリュームさんは、「かわいいことりさん」と呼んでいます。


そんな二人のところに、毎週遊びにやってくるのが孫のチェリーちゃん。
チェリーちゃんの一番の楽しみは、庭に集まる小鳥たちにパンくずをやること。
そして、そんな毎日を、ブリュームさんもマドレーヌさんも楽しんでいるのでした。



ところが・・・・・。
その冬のこと。
マドレーヌさんの具合が悪くなり、看病のかいもなく、亡くなってしまうのです・・・・。



前半の、明るく幸せな雰囲気からはまったく想像しなかった、悲しい展開に驚き。
まさか、愛する人の喪失・・がテーマの話とは思いもしなかったので、
突然のマドレーヌさんの死に、読者である私も打ちのめされてしまいました。


だって、マドレーヌさん、本当に、弱って死んでいくのです。
やせて、顔色も悪くなって、寝たきりになってしまって・・・。
優しい夫と、かわいい孫娘と、大好きな小鳥たちに囲まれて、
あんなに幸せそうにしていたのに・・・・。どうして?って。



大切な人の死って、そうしたものなのかもしれません。
理不尽で、暴力的で、破壊的で・・。
あーぁ・・・・。



最愛の人を失い、絶望するブリュームさん。
大好きだった小鳥たちが集まっても、
チェリーちゃんが、やってきても、
深い悲しみから逃れることはできません。


そんな、ブリュームさんを、救ったのは、マドレーヌさんが、死ぬ間際に残した、


 「しんぱいしないで。わたし いつか、とりになって もどってくるから・・・・・・・」 


という言葉でした。



ふと顔をあげるブリュームさん。
そこには・・・・・・?



大切な人を失うことは本当につらくて、悲しい。
でも、そこから救ってくれるものが、きっとどこかにあるんだ。
と思えるラストまでの展開が素晴らしいです。



そんなことを考えながら、もう一度表紙を見ると・・・・。
そっか。ブリュームさんが、一人で小鳥に話しかけている、
この表紙の絵にはそういう意味もあったんだ。
と、一人納得。



いつかその日が来た時に(来て欲しくないけど)
また、そっと一人、開こうと思います。



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