米国アカデミー賞を受賞したアニメの絵本版、 なんだそうです。 知らんかった・・・(勉強不足) 海面があがり、家がどんどん水没していく土地に住む老人が主人公。 おじいさんは、家がしずむたびに、その家の上に新しい家を作ってるのですが、 ある日、大工道具を落としてしまい、それを拾うため、海にもぐるころに。 すると、そこには、過去に住んでいた家が・・・・。 その家々を見ていると、 おばあさんが亡くなったときのこと。 孫達と、カーニバルを見に行った時のこと。 娘が花嫁さんになって、家を出て行ったときのこと・・・・。 など、思い出が次々によみがえるのでした・・・という話。 多くの方がレビューに書かれている通り、完全に大人向けの絵本ですねー。 子どもは、共感する・・・というところまではいかないんじゃないかと。 この絵本読んでたら、中学生くらいの頃、家族で夕ご飯食べてる時に、父が、 「今が一番幸せな時なのかもしれないな〜」 と言ったことを思い出しました。 その時は、全然意味、分からなかった。 いや、幸せだけど、なぜに今が一番・・・? これからもっと幸せな時はあるだろ、ぐらいに思った記憶が。 でも、親になって、新しい家族を作ると、あの時の父の気持ちが分かるんだな。 家族みんなで過ごせる時って、長いようで短い・・・(しんみり) というような気持ちになれる絵本です。 個人的には、おじいさんのつみきのいえの始まりが、 おじいさん、おばあさん夫婦の結婚から始まる・・ってとこがよかった。 結婚って・・・・最初は二人なんだよね。 この二人の関係がしっかりしてるからこそ、 倒れないつみきのように、家を、思い出を積み重ねることができるんでしょう。 (と思いたい) 最近、夫婦って・・・・何!?と考えることが多い私にとって、 なかなかグッドタイミングな絵本でした。 人気ブログランキング参加中♪ 読みたくなったら、クリック♪クリック♪→ 人気blogランキングへ
予想以上にいいお話でした。 ゆうかは 三さいです。 ぼくの いもうとです。
いもうとなのに、ぼくの ことを 「コースケ」と よびすてにします。
なまいきです。 そんな妹と、けんかしちゃって、お母さんに怒られてしまったぼく。 「出て行ってやる!」 と家を飛び出すのですが・・・・というお話。 しっかりしてるように見えて、実は頼りない、 甘えん坊に見えて、実はちゃっかりしてる・・妹と、 そんな妹に振り回されてばかりの、要領の悪い兄・・ の話で、キャラ設定も、ストーリーもありがちだなあ、 と最初思ったんですが・・・・。 でも。 このお話、最後まで読むと、いいんですよねぇ。 それは、出てくる登場人物が一方的に描かれてないからじゃないかと思います。 こんなに短い話なのに、 お兄ちゃんの気持ちも、妹の気持ちも、お母さんの気持ちも、 全部、詰め込まれてる。 特に、自分が母親だからか、お母さんの描かれ方がうまい! と思いました。 そうなんだよねぇ・・・。 上の子に我慢させることが多いこと、きっと、お母さんも、分かってる。 どの子のことも大切なんだよ!ってことを、 お兄ちゃんにも妹にも、伝えたいって思ってるんだよ、お母さんは・・・。 というわけで、これも、母親必読かな? 愛情の伝え方は、やっぱり、ストレートに!が一番ですね〜。 人気ブログランキング参加中♪ 読みたくなったら、クリック♪クリック♪→ 人気blogランキングへ
本当は、バレンタインデーの頃、紹介するのがいいのだろうけど・・・・。 ある ところに、あまいおかしの だいすきな おひめさまがいました。
なまえを
チョコレータルトタタンババロアクッキーゼリーケーキマカロン マドレーヌプリンパフェキャラメルキャンディーアイスクリーム
といいましたが、ながいので
チョコレータひめとよばれてました。 そんなチョコレータひめが、手に入れたもの、それは・・・・・。 食べると、手に触れたものすべてが、おかしに変わってしまう! という世にも不思議なチョコレートだったのです。 ・・・・ん? こういうお話、以前、読んだような・・・・・ と記憶をたぐりよせてみると・・ そうそう!と、 「人類やりなおし装置」のことを思い出しました。 (私の感想は コチラ) アレは、特別な波をだす装置を作って、その波に触れたものは、 全部、植物になってしまう・・・・というストーリーだったわけなので、 すごーく似てるわけじゃありませんが・・・・。 手に触れたものが思い通りのものに変わる・・・ って設定が、なんとなく似てませんか? 一見、よさそうだけど、最後は大変なことに・・・・ というストーリー展開もよく似てます。 でも、「人類やりなおし装置」が、シニカルだったのに対して、 こちらは、徹底してファンタジー。 おひめさまが飼ってるうさぎが歌い出したり、 王子様がでてきたりと、おとぎ話風です。 特に、イラストがとってもよくって、子どもの心だけじゃなく、 大人の女性の心もつかみそうですよね。 表紙だけで、ものすごーく期待しちゃいましたもん。 でてくるお菓子たちも、おいしそうなだけじゃなく、 とてもおしゃれに描かれてます。 でもね。 いかんせん、ストーリーがぁ・・・・。 最初の、チョコレータひめの名前が、いじょーに長い・・・ といったところは、笑えましたが、それ以降は、予測通りの展開。 途中、何もかもをチョコレートにしてしまう魔法を解くためのヒントを、 飼ってるウサギのパックがなぞなぞでだすんですが・・・ そのなぞなぞがびみょーなんですよね。 カカオって・・・・。 分かるのか、子どもたち それで、カカオの実はさわってもチョコレートにならない・・・ =カカオの実は、おかしのもとだから大丈夫なのね! そんなカカオの実を見つけたら、あらふしぎ。何もかも、元通りになってました。 っていうオチも、ちょっと腑に落ちないというか。 あー、でも、ここまで書いて、気がついた! おとぎ話ってだいたい、腑に落ちないもんですよね。 王子様がちゅーしたら、何もかもうまくいきました、 って終わるのもあるくらいだし。 それを、踏襲してる、と思えばいいのか、チョコレータひめも・・・・。 なるほど。 読み聞かせてみよう!とまでは緒見ませんが, でも、まぁ、女の子なら、手に取ること間違いなし、 の一冊だと思います。 子どもだましじゃないイラストもいいですしね。 人気ブログランキング参加中♪ 読みたくなったら、クリック♪クリック♪→ 人気blogランキングへ
最近、宮西絵本にはちょっと食傷気味だったんですが・・・・。 これはお見事! 原始時代の大家族。 朝からお酒を飲む父に、母、とうとう怒りが爆発! 「だんながなんだ」
「るすをする」とお母さんが、家出をしたからさあ大変! 父、 「つまをまつ」 のですが・・・・。 というお話。 夫婦げんかの末、お母さんが家出をしてしまって、さあ大変! というだけの話なんですが、何しろ、すべて、回文で書かれてるんだから、 ちょっと驚きです。 会話や地の文だけじゃなく、細かに描かれた擬音や擬態語なんかも、 すべて回文。 とにかくどの文を読んでも、逆さ言葉になってるので、 読み応えあります。 子どもたちだったら、全部の文を確認していきそうですね〜。 回文の絵本はよくありますが、きちんとストーリーになってるから、 そこがおもしろいですね! しかも、ラストシーンで、大ウケすること間違いなし。 学校だと、言葉あそびを勉強する時に紹介するといいかなぁ。 あ、そうそう。 表紙と裏表紙にもご注目を・・・! ちょっとした遊び心?入ってます。 人気ブログランキング参加中♪ 読みたくなったら、クリック♪クリック♪→ 人気blogランキングへ
こちらは、高学年の部の課題図書。 中学受験にすべて、失敗してしまった男の子が、 お父さんとけんかして、家を飛び出してしまい、 長野県に住むおばあちゃんのお姉さん、「春おばさん」を訪ねる、 そこで、春おばさんの60年以上前の戦争に関わる「ひみつ」を聞くことになり・・・・ というお話。 冒頭、受験に失敗した主人公のツヨシを、家族がはげますのだけど、 本人は、なんとなく居心地の悪さを感じてしまって、 素直にも、前向きにもなれない・・・・という始まりはリアルで、 スス〜っとお話に入っていけるのですが・・・・・ 何しろ、描かれてることが多くって。 受験失敗による挫折感、親との確執、プチ家出、 親戚のおばさんの、知られざる戦争体験に、淡い初恋、友情・・・・ と、子どもの本に出てきそうなネタがてんこもり  なのです。 まぁ、一番描きたかったのは、おそらく、戦争の悲惨さについてなのだろう、 とは思うのですが。 戦没学生の絵を集めた美術館、「無言館」をツヨシと春おばさんが訪れ、 数々の作品を見ながら、春おばさんが、 「きっと、絵を描くことも、生きることも、本当はあきらめることなんて できなかったんだろうね・・・」 とつぶやくシーンや、 展示されている絵や遺品を見つめながら、 なぜこの美術館を「無言館」と名付けているのか・・・ ツヨシが考えるシーンなどは、ぐっときます。 それだけ、「無言館」という美術館が力を持っているのだと思う。 戦争で亡くなった人たちの無念の気持ちを 静かに訴えかけてくる場所なんだろうと思います。 ことさらに、戦争の悲惨さ、むごさを書きたてているわけじゃないのに、 戦争の恐ろしさや愚かさを感じることができました。 無言館のエピソードだけで、かなり力があるから、 この、長野での体験と、ツヨシの受験失敗や、「運鈍根」の話と 別に結びつけなくてもいいのでは・・・? という気もしますが、夏休みに、戦争について考えるきっかけになるいい本, だとは思います。 少し物足りない感じはするけど、本読むのが苦手な子も、これなら読めるかな。 あ、だから、課題図書に選ばれてるのか・・・。 人気ブログランキング参加中♪ 読みたくなったら、クリック♪クリック♪→ 人気blogランキングへ
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