真っ赤な表紙に釘付け。
韓国の絵本なんだそうです。
数年前から、テレビや映画でブームの韓流。
絵本界でもいっぱい、韓国ものが評価されてきてる感があるのだけど、
私的には、今一歩、心惹かれない・・・
かったんだけど、この「きんぎょ」はちがってました。
とてもしゃれてて、びっくり!
韓国絵本のイメージ(=昔話が多くないですか?あと、韓国の風俗を紹介するっぽいの)
くつがえされました。
お話は、というと、おじいさんがはたらく、森のおくの図書館で、
少年ジェジェが不思議な体験をする・・・というもの。
一緒に連れて行った金魚が、水槽からぬけだし、
それを追いかけていると、ジェジェは、本の中に入ってしまうのです。
まず、舞台が森のおくの古い図書館っていうのがいいよね。
何か起こりそうなドキドキ感と、どこかにトリップしそうな雰囲気がある。
そして、赤い金魚。
幻想的でもあり、ちょっと不気味でもあり・・・。
絵本の色が全体的にセピア調なので、
真っ赤な金魚が、とても印象的に動くのです。
ジェジェが金魚を探して、そっと開いた赤い本(これも赤!)から
たくさんの金魚が飛び出してくるシーンには息をのんでしまいました。
ほんとに金魚がページから出てきそうな迫力があるんです。
後半の、ジェジェが、本の中に入り込んでしまう場面に字は一切ないのですが、
それが一層、物語の中に吸い込まれていく様子をあらわしているようで・・・。
この絵本って、ほんと、印象的なシーンには言葉がないんだよなぁ・・・。
絵が語る力を感じてしまいました。
韓国絵本の、どこかレトロな感じ(=古くさい?失礼ですが・・・)が
どうも苦手だったんだけど、これはそのレトロ感がしゃれてて、
他に見たことのないような絵本に仕上がってると思います。
ユ・テウンさん、注目しなくちゃ!
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松成真理子さんが絵を描いてる、
ってだけで読んだ本だったんですが・・・
想像以上によかったです。このお話。
ずいぶんとしをとったので、
くまくんたちと一緒に暮らすことになったおばあちゃん。
おばあちゃんのことが大好きなくまくんは、
とってもうれしい。
でも・・・・。
おばあちゃんは時々おかしいのです。
散歩からの帰り道を忘れたり、
くまくんと作った、風車のこと忘れたり・・・。
そのことを悲しく思うくまくんですが・・・・。
というようなお話で、ずばり、「老い」がテーマになってます。(と思います。)
おじいちゃん、おばあちゃんと孫を描いたお話は多いと思うのですが、
この本は、単に仲がいい、ってだけじゃなく、
一歩踏み込んだ感があっていいなーと。
年をとっていく・・・という悲しい現実を、おばあちゃんとくまくんの二人で、
受け止めていくのがいいな、と思いました。
特に、くまくんとおばあちゃんが、どんぐりを拾う場面の会話がとても好き。
どんぐりを土にうめながら、

「つちにも もりにも、ありがとう。」

「どんぐりの きが、うまれてくる?」

「きっとね。ずうっと さきの あるひ、
おじいちゃんになった くまくんと かわいいこぐまが、
またどんぐりを もらえますように。」

「ぼくが おじいちゃんになったら、
おばあちゃんは どんな おばあちゃんかなあ?」
それを聞きながら、むねをとんとん、とするおばあちゃん。
くまくんとの大事な思い出を、ずーっと忘れず、胸にしまっておくのです。
そんなおばあちゃんの姿を見ながら、
命のつながりや、老いるということを心で受け止めていくくまくん。
最初忘れっぽいおばあちゃんに、腹を立ててたくまくんが、
最後に(って言っても、死ぬわけじゃありませんよ!)、
おばあちゃんにかけた言葉・・・には胸がジーンとなってしまいました。
おじいちゃんや、おばあちゃんと過ごすって・・・・
言葉にしなくても、子どもに何かが伝わるってことなのかもしれないなぁ。
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意外にウケた。
図書の時間に読む本がなくって、
苦し紛れに(失礼・・・)この本を読んでみることに。
ん・・・・?
意外にウケたかも!
1年生から3年生くらいまで、けっこう楽しんで聞いてました。
ストーリーは、というと、
夜になったので、部屋のあかりを消すと・・・・
さっきまでじっとしてたものが、
目を覚まして動き出す!という単純なもの。
居間、キッチン、洗面所・・・。
真っ暗になると、古時計がおおあくびしたり、
冷蔵庫や食器棚から、いろんなものが飛び出したり、
おばけがでてきて、はみがきしてたり・・・。
驚きなことがいろいろ起こるのです。
ページをめくると、部屋の様子ががらっと変わるという、めくりの楽しさと、
動いたものを探す、(といっても、一目瞭然なのですが)
絵探し的な楽しさがあるのかな。
めくる前、子どもらのワクワク感が伝わってきて楽しかった!
私は、夜寝る前に、部屋のあかりをけす時のちょっと怖いような、
不安なような気持ちを思い出しちゃったなー。
子ども心をつかんでる絵本なんだと思います。
・・・・が!
この絵本の一番おもしろいとこは、最後のオチ!
予想外のオチが待ってます〜。
最後に盛り上がりますよ〜。
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「おとん」の続編?姉妹編?
おとんとぼくに、また会えます

水族館に遊びに来たぼくとおとん。
「ねえ、おとうさん。イルカって さかなじゃないんだね」 イルカはさかなのなかまだと思ってたぼく。
「みためだけじゃわからないんだよ。」 と、おとんは、いろんな海の生き物の話をしてくれて・・・?
ダイナンウミヘビっていうへびのような生き物は、実は魚。
アザラシは、ほにゅうるいで、ペンギンは・・・もちろん鳥。
カニは、エビやヤドカリと同じ、こうかくるい。
クラゲは・・・?イソギンチャクの遠い親類・・・?
なかなか水の生き物に詳しいおとん。
ちょっと頼りない解説もあるんだけど、そこがまた、おとんらしい。
二人で水族館の水槽を眺めながら、
「これは、○○るい。これは○○るい・・・」
と、生き物の仲間わけ?をするうちに、ぼくは思います。
「にんげんも、イルカも、さかなも、そのほかのも、
みんな いきものなんだから なかまなんじゃないの?」 と。
家族愛、人類愛・・・いや生き物愛???
なかなかスケールのでかい話になって終わります。
テーマがちょっぴりまじめだもんで、
笑いどころは少ないなぁ。
最後のオチでは、ちょっと笑えるかな。
おとんとぼくとの会話が、若干、水の生き物の解説っぽく続くので、
読み聞かせると、ちょっと退屈する子がでてくるかな〜?
と思ったんで、読み聞かせはしてません。
見せると、「あ。おとんだー!」と盛り上がりそうですが。
大勢の子に読み聞かせるより、親子で読みあう・・・くらいの方が、
あってる気がするな。
相変わらずえらぶらない、それでいて、大事なことは気づかせてくれる・・・
平田さんの描く「父親」ってステキ。
ぜひとも父子で!
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テレビで実写版やってるせいか、最近、妙に予約がつく「小公女」・・・。
子どもらの間では、やっぱり青い鳥文庫のが人気のようです。
で、読んでみました。
ストーリーは、言わずもがな・・・なんだけど、
忘れてたなー。けっこう・・・。
最後、一発逆転するのは覚えてたんだけど、
どうやってお嬢様に戻るのか、具体的には覚えてなかったから、
読んでびっくり。
「そ、そんな、偶然って・・・

」
みたいな。
ともかく、少女時代に読んだ時は何の疑問も持たずに読めたんだけど、
今読むと、突っ込みどころ満載でございました。
年はとりたくないですな

それと、セーラが結構、気が強いんでびっくりしました。
ミ 「お礼は言わないのかい。」 セ 「なんのお礼でしょうか。」 ミ 「わたしの親切にだよ。
おまえに住む家をあたえてあげた親切にたいしてだよ。」 セ 「先生は親切ではありません。
ちっともそうではありあませんし、ここは家でもありません。」 とかね・・・。
そりゃ、ミンチン先生もかちん、とくるよな、
そうでなくっても、イジワルなのに、
なやりとりがたくさんでてきます。
小さい頃のイメージでは、セーラ=いじめられてかわいそう・・・
って感じだったけど、今読むと、セーラの強さにほれぼれ・・・。
これが気高いってことなんだわ!
だから、リトルプリンセスなのね・・・!
まぁ、完訳じゃないので、原作はもっと細かいエピソードがあるのかもしれませんが、
訳は曽野綾子さんで読みやすいです。
絵は、黒魔女さん書いてる方?
子どもらが,名作全集の中の小公女じゃなくて、
こちらに飛びつくの、分かる気がします。
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